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アーキテクチャ用語集

マイクロサービス、SOA、設計パターン、システム設計など、アーキテクチャに関する重要な用語を体系的に学習できます

アーキテクチャについて

ソフトウェアアーキテクチャは、システムの構造と設計原則を定義する重要な概念です。マイクロサービス、SOA、設計パターン、クリーンアーキテクチャなどの手法により、保守性、拡張性、可読性の高いシステムを構築できます。

18
総用語数
3
初級用語
8
中級用語
7
上級用語

アーキテクチャ用語一覧

18個の重要な用語を詳細解説付きで紹介

  • マイクロサービス

    (マイクロサービス) Microservices 上級
    大きなアプリケーションを小さな独立したサービスに分割するアーキテクチャパターン。各サービスは独立してデプロイ・スケーリングが可能。
  • SOA

    (エスオーエー) Service-Oriented Architecture 中級
    サービス指向アーキテクチャ。アプリケーションを独立したサービスの集合として設計し、標準化されたインターフェースで連携させる設計手法。
  • MVC

    (エムブイシー) Model-View-Controller 初級
    アプリケーションを Model(データ)、View(表示)、Controller(制御)の3つの役割に分離する設計パターン。関心の分離により保守性を向上させる。
  • MVP

    (エムブイピー) Model-View-Presenter 中級
    MVCの発展形で、View の役割を最小限に抑え、Presenter がビジネスロジックと表示制御を担当する設計パターン。テストの容易性を向上させる。
  • MVVM

    (エムブイブイエム) Model-View-ViewModel 中級
    データバインディング機能を活用した設計パターン。ViewModel が Model のデータを View に適した形で提供し、双方向データバインディングを実現する。
  • DDD

    (ディーディーディー) Domain-Driven Design 上級
    ドメイン駆動設計。ビジネスドメインを中心に据えたソフトウェア設計手法。ドメインエキスパートと開発者の協働により、ビジネス価値の高いシステムを構築する。
  • クリーンアーキテクチャ

    (クリーンアーキテクチャ) Clean Architecture 上級
    Robert C. Martin(Uncle Bob)が提唱した設計原則。依存性の方向を制御し、ビジネスロジックを外部の詳細から独立させる円状のアーキテクチャ。
  • ヘキサゴナルアーキテクチャ

    (ヘキサゴナルアーキテクチャ) Hexagonal Architecture 上級
    ポートアンドアダプターパターンとも呼ばれる設計手法。アプリケーションの中核を外部システムから分離し、ポート(インターフェース)とアダプター(実装)で接続する。
  • レイヤードアーキテクチャ

    (レイヤードアーキテクチャ) Layered Architecture 初級
    アプリケーションを複数の層(レイヤー)に分割する設計パターン。プレゼンテーション層、ビジネス層、データアクセス層などに分けて関心の分離を図る。
  • イベント駆動アーキテクチャ

    (イベントクドウアーキテクチャ) Event-Driven Architecture 中級
    イベントの発生と処理を中心とした設計パターン。イベントプロデューサーとイベントコンシューマーが疎結合で連携し、非同期処理とスケーラビリティを実現する。
  • CQRS

    (シークァーズ) Command Query Responsibility Segregation 上級
    コマンドクエリ責任分離。データの読み取り(Query)と書き込み(Command)を分離し、それぞれに最適化したモデルとデータストアを使用する設計パターン。
  • イベントソーシング

    (イベントソーシング) Event Sourcing 上級
    データの現在の状態ではなく、状態変化のイベントを保存するデータ保存パターン。イベントログから任意の時点の状態を復元でき、完全な変更履歴を保持できる。
  • Saga パターン

    (サガパターン) Saga Pattern 上級
    分散システムにおけるトランザクション管理パターン。一連のローカルトランザクションを順次実行し、失敗時には補償トランザクションで整合性を保つ。
  • Circuit Breaker

    (サーキットブレーカー) Circuit Breaker 中級
    分散システムにおける障害対応パターン。サービスの失敗を検知し、一定期間そのサービスへの呼び出しを遮断することで、システム全体の障害拡大を防ぐ。
  • Bulkhead

    (バルクヘッド) Bulkhead 中級
    システムリソースを分離して障害の影響を局所化する設計パターン。船の隔壁のように、一部の障害が全体に波及することを防ぐ。
  • API Gateway

    (エーピーアイゲートウェイ) API Gateway 中級
    マイクロサービス間や外部クライアントとの通信を管理する中間レイヤー。認証、ルーティング、レート制限、ロードバランシング、監視などの横断的関心事を処理する。
  • Service Mesh

    (サービスメッシュ) Service Mesh 上級
    マイクロサービス間の通信を管理するインフラストラクチャ層。サービスプロキシを使用してトラフィック管理、セキュリティ、監視を透過的に提供する。
  • Strangler Fig

    (ストラングラーフィグ) Strangler Fig Pattern 初級
    レガシーシステムを段階的に置き換えるマイグレーションパターン。新しいシステムが古いシステムを徐々に「絞め殺す」ようにして、リスクを最小限に抑えながら移行する。