プログラミング用語集【中級】

フレームワーク、設計パターン、データ構造、アルゴリズムなど、実務で必要な中級レベルの重要な用語を学習できます

用語数統計

総用語数: 92 初級: 26 中級: 44 上級: 22

プログラミング中級について

プログラミング中級レベルでは、フレームワーク、設計パターン、データ構造、アルゴリズムなど、実務で必要な中級レベルの重要な技術を学習します。基礎概念から一歩進んで、効率的で保守性の高いソフトウェア開発に必要な知識を身につけることができます。

プログラミング中級用語一覧

中級レベルの重要な用語を詳細解説付きで紹介

  • JavaScript

    (ジャバスクリプト) JavaScript

    Webブラウザ上で動作するプログラミング言語。フロントエンド開発において必須の技術で、動的なWebページの作成やユーザーインタラクションの実装に使用される。

  • React

    (リアクト) React

    Facebookが開発したJavaScriptライブラリ。コンポーネントベースでユーザーインターフェースを構築し、効率的で保守性の高いWebアプリケーションを作成できる。

  • Node.js

    (ノードジェイエス) Node.js

    サーバーサイドでJavaScriptを実行するためのランタイム環境。V8エンジンを使用し、非同期I/Oによる高いパフォーマンスを実現する。

  • C++

    (シープラスプラス) C Plus Plus

    C言語をベースに開発されたプログラミング言語。オブジェクト指向プログラミングと低レベルな制御を両立し、システムプログラミングやゲーム開発で重要な役割を果たす。

  • TypeScript

    (タイプスクリプト) TypeScript

    Microsoftが開発したJavaScriptの上位互換言語。静的型付けによりJavaScriptの弱点を補い、大規模開発での保守性と生産性を向上させる。

  • アルゴリズム

    (アルゴリズム) Algorithm

    問題を解決するための手順や処理の流れを定義したもの。プログラミングにおいて効率的な処理を実現するための基本概念。

  • リファクタリング

    (リファクタリング) Refactoring

    プログラムの外部動作を変えることなく、内部構造を改善する作業。コードの可読性、保守性、拡張性を向上させる重要な技法。

  • 最適化

    (サイテキカ) Optimization

    プログラムの性能を向上させるためにコードやアルゴリズムを改善する作業。実行速度の高速化やメモリ使用量の削減を目指す。

  • バージョン管理

    (バージョンカンリ) Version Control

    ソフトウェアの変更履歴を記録・管理し、過去の状態への復元や複数人での協働開発を可能にするシステム。現代的な開発に不可欠な仕組み。

  • テスト

    (テスト) Testing

    ソフトウェアが期待通りに動作することを確認する活動。品質保証と不具合の早期発見のために重要なプロセス。

  • Vue.js

    (ビュージェイエス) Vue.js

    プログレッシブなJavaScriptフレームワーク。学習コストが低く、既存プロジェクトへの段階的導入が可能。

  • フローチャート

    (フローチャート) Flowchart

    処理の流れを図式化したもの。処理、判定、入出力などの記号を使ってプログラムの論理構造を視覚的に表現。

  • ソート

    (ソート) Sort

    データを一定の順序(昇順・降順)に並び替える処理。各種ソートアルゴリズムにより効率性が異なる。

  • スタック

    (スタック) Stack

    後入れ先出し(LIFO: Last In First Out)の原理で動作するデータ構造。プッシュとポップの操作でデータを管理。

  • キュー

    (キュー) Queue

    先入れ先出し(FIFO: First In First Out)の原理で動作するデータ構造。エンキューとデキューの操作でデータを管理。

  • 木構造

    (きこうぞう) Tree Structure

    階層的なデータ構造の一種。ルートノードから始まり、親子関係でノードが連結される。二分木が代表的。

  • インタープリタ

    (インタープリタ) Interpreter

    高級言語のプログラムを1行ずつ解釈・実行するソフトウェア。コンパイラと異なり実行時に逐次変換。

  • アルゴリズム解析

    (アルゴリズムかいせき) Algorithm Analysis

    アルゴリズムの効率性を時間計算量と空間計算量で評価する手法。ビッグオー記法などで表現される。

  • データ構造

    (データこうぞう) Data Structures

    データを効率的に格納・操作するための組織化方法。配列、連結リスト、スタック、キュー、木構造、ハッシュテーブルなど。

  • 再帰

    (さいき) Recursion

    関数が自分自身を呼び出すプログラミング技法。階乗計算やフィボナッチ数列などで使用される。

  • テスト手法

    (テストしゅほう) Testing Methodologies

    ソフトウェアの品質を確保するための検証手法。単体テスト、結合テスト、システムテスト、受入テストなど。

  • メモリ管理

    (メモリかんり) Memory Management

    プログラム実行時のメモリ使用を制御する仕組み。メモリ割り当て、解放、ガベージコレクションなど。

  • 関数型プログラミング

    (かんすうがたプログラミング) Functional Programming

    関数を第一級オブジェクトとして扱うプログラミングパラダイム。不変性、純粋関数、高階関数が特徴。

  • 正規表現

    (せいきひょうげん) Regular Expressions

    文字列のパターンを表現する記法。文字列検索、置換、検証で使用される。メタ文字、量詞、グループ化が基本要素。

  • API設計

    (エーピーアイせっけい) API Design

    アプリケーション間の通信インターフェースを設計する手法。REST、GraphQL、gRPCなどのスタイルがある。

  • コード文書化

    (コードぶんしょか) Code Documentation

    プログラムの理解を助けるための説明記述。コメント、API文書、README、設計書などの形式がある。

  • エラーハンドリング

    (エラーハンドリング) Error Handling

    プログラム実行中の異常状況を適切に処理する仕組み。例外処理、エラーコード、ログ出力などの手法がある。

  • コード最適化

    (コードさいてきか) Code Optimization

    プログラムの実行速度向上やメモリ使用量削減を目的とした改良技術。コンパイラ最適化とプログラマによる最適化がある。

  • アジャイル開発

    (アジャイルかいはつ) Agile Development

    短期間の反復開発により、変化に対応しながらソフトウェアを開発する手法。スクラム、XPなどの方法論がある。

  • 継続的インテグレーション

    (けいぞくてきインテグレーション) Continuous Integration

    開発者がコードを頻繁に統合し、自動的にビルドとテストを実行する開発プラクティス。

  • クリーンコード

    (クリーンコード) Clean Code

    読みやすく、理解しやすく、保守しやすいコードを書くための原則とプラクティス。命名、関数、クラス設計が重要。

  • プログラミング言語の比較

    (プログラミングげんごのひかく) Programming Languages Comparison

    各プログラミング言語の特徴、用途、性能を比較評価する知識。静的・動的型付け、実行方式、適用分野の違い。

  • ソフトウェアメトリクス

    (ソフトウェアメトリクス) Software Metrics

    ソフトウェアの品質や生産性を定量的に測定する指標。コード複雑度、テストカバレッジ、バグ密度など。

  • セキュアコーディング

    (セキュアコーディング) Secure Coding

    セキュリティ脆弱性を作り込まないプログラミング手法。入力検証、出力エスケープ、認証・認可の実装が重要。

  • テスト駆動開発

    (テストくどうかいはつ) Test-Driven Development

    テストコードを先に書いてから実装コードを書く開発手法。Red-Green-Refactorサイクルで進める。

  • ソフトウェア見積り

    (ソフトウェアみつもり) Software Estimation

    ソフトウェア開発に必要な工数、期間、コストを予測する技術。ファンクションポイント法、COCOMO等の手法がある。

  • ポリモーフィズム

    (ポリモーフィズム) Polymorphism

    同じインターフェースで異なる実装を提供するオブジェクト指向プログラミングの概念。

  • カプセル化

    (カプセルか) Encapsulation

    データとそれを操作するメソッドを一つのクラスにまとめ、外部からの不正なアクセスを制限する概念。

  • 抽象化

    (ちゅうしょうか) Abstraction

    複雑な実装の詳細を隠し、必要な機能だけを外部に公開するプログラミングの概念。

  • 継承

    (けいしょう) Inheritance

    既存のクラスの機能を引き継いで新しいクラスを作成するオブジェクト指向プログラミングの仕組み。

  • SOLID原則

    (ソリッドげんそく) SOLID Principles

    オブジェクト指向設計の5つの基本原則。保守性と拡張性の高いソフトウェアを設計するためのガイドライン。

  • 単体テスト

    (たんたいテスト) Unit Testing

    プログラムの最小単位(関数、メソッド、クラス)を個別にテストする手法。

  • 結合テスト

    (けつごうテスト) Integration Testing

    複数のモジュールやコンポーネントが正しく連携して動作することを確認するテスト。

  • 技術的負債

    (ぎじゅつてきふさい) Technical Debt

    短期的な解決策や妥協により蓄積される、将来の開発効率を下げる要因。設計の劣化、古い技術の使用、テスト不足などが原因となる。