データベース用語集【初級】

RDBMS、NoSQL、SQL、データウェアハウスなど、データベースの重要な用語を学習できます

用語数統計

総用語数: 125 初級: 54 中級: 47 上級: 24

データベースについて

データベースは、大量のデータを効率的に保存・管理・検索するためのシステムです。関係データベース(RDBMS)、NoSQLデータベース、データウェアハウス、インメモリデータベースなど、様々な種類があり、用途に応じて適切なものを選択することが重要です。

データベース用語一覧

データベースに関する重要な用語を詳細解説付きで紹介

  • データベース

    (データベース) Database 初級
    データを効率的に保存・管理・検索するためのシステム。関係データベース(RDB)や非関係データベース(NoSQL)などがある。
  • SQL

    (エスキューエル) Structured Query Language 初級
    関係データベース管理システム(RDBMS)で使用される標準的なクエリ言語。データの検索、挿入、更新、削除などの操作を行う基本情報技術者試験の重要分野。
  • 関係データベース

    (かんけいデータベース) Relational Database 初級
    データを表(テーブル)形式で管理し、表同士の関係を定義してデータを効率的に扱うデータベース管理システム。基本情報技術者試験の核心分野。
  • 正規化

    (せいきか) Normalization 初級
    データベース設計において、データの冗長性を排除し整合性を保つための手法。第1〜第3正規形が基本情報技術者試験の重要範囲。
  • 主キー

    (しゅキー) Primary Key 初級
    テーブル内の各行を一意に識別するためのキー。重複や空値(NULL)を許さず、基本情報技術者試験のデータベース分野で必須の概念。
  • 外部キー

    (がいぶキー) Foreign Key 初級
    他のテーブルの主キーを参照するキー。テーブル間の関係を定義し、参照整合性を保つ基本情報技術者試験の重要概念。
  • トランザクション

    (トランザクション) Transaction 初級
    データベースにおける一連の処理をまとめた作業単位。ACID特性を満たし、データの整合性を保証する基本情報技術者試験の核心概念。
  • インデックス

    (インデックス) Index 初級
    データベースの検索性能を向上させるためのデータ構造。特定の列に対して作成し、クエリの実行速度を大幅に向上させる基本情報技術者試験の重要項目。
  • MySQL

    (マイエスキューエル) MySQL 初級
    世界で最も普及しているオープンソース関係データベース。Web開発での利用が多く、LAMP環境の一部として広く使用される。高速で使いやすい。
  • PostgreSQL

    (ポストグレエスキューエル) PostgreSQL 初級
    高度なオープンソース関係データベース管理システム。ACID準拠、豊富なデータ型、拡張性に優れ、エンタープライズ級のアプリケーションで広く使用される。
  • MongoDB

    (モンゴーディービー) MongoDB 初級
    ドキュメント指向のNoSQLデータベース。JSONライクなBSONフォーマットでデータを格納し、柔軟なスキーマ設計と水平スケーリングを実現。
  • Redis

    (レディス) Remote Dictionary Server 初級
    高性能なインメモリデータ構造ストア。キー・バリュー型ストレージとして、キャッシュ、セッション管理、リアルタイムアプリケーションに使用される。
  • SQLite

    (エスキューライト) SQLite 初級
    軽量なファイルベースの関係データベース。サーバーが不要で組み込みアプリケーションやモバイルアプリで広く使用される。シンプルで高性能。
  • Firebase

    (ファイアベース) Firebase 初級
    Googleのモバイル・Web アプリ開発プラットフォーム。リアルタイムデータベース、認証、ホスティングなど包括的なサービスを提供する。
  • Oracle Database

    (オラクルデータベース) Oracle Database 初級
    Oracle Corporationが開発する世界最大手の商用関係データベース。高性能、高可用性、強固なセキュリティでエンタープライズ市場をリードする。
  • SQL Server

    (エスキューエルサーバー) SQL Server 初級
    Microsoftが開発する関係データベース管理システム。Windows環境での企業システム開発で広く使用され、.NET との親和性が高い。
  • DynamoDB

    (ダイナモディービー) DynamoDB 初級
    AmazonのフルマネージドNoSQLデータベースサービス。高速で柔軟なスケーラビリティを持ち、サーバーレスアプリケーションで広く使用される。
  • Cassandra

    (カサンドラ) Cassandra 初級
    Apache財団のオープンソース分散NoSQLデータベース。高い可用性とスケーラビリティを持ち、大規模なデータ処理で使用される。
  • Elasticsearch

    (エラスティックサーチ) Elasticsearch 初級
    分散検索・分析エンジン。全文検索、ログ分析、リアルタイム分析に優れ、ELKスタック(Elasticsearch、Logstash、Kibana)の中核を担う。
  • BigQuery

    (ビッグクエリ) BigQuery 初級
    Googleのフルマネージドデータウェアハウスサービス。ペタバイト級のデータを高速で分析でき、SQLを使用してビッグデータ処理を簡単に行える。
  • ClickHouse

    (クリックハウス) ClickHouse 初級
    Yandexが開発したオープンソースのカラム型データベース。リアルタイム分析に特化し、ペタバイト級データの高速集計処理を実現。
  • Snowflake

    (スノーフレーク) Snowflake 初級
    クラウドネイティブなデータウェアハウスサービス。独自のアーキテクチャで計算とストレージを分離し、柔軟なスケーリングを実現。
  • Apache Kafka

    (アパッチカフカ) Apache Kafka 初級
    分散ストリーミングプラットフォーム。高スループットでリアルタイムデータストリームを処理し、マイクロサービス間のデータ連携に活用。
  • Apache Spark

    (アパッチスパーク) Apache Spark 初級
    統合分析エンジン。バッチ処理、ストリーム処理、機械学習、グラフ処理を統一的に扱う大規模データ処理フレームワーク。
  • データレイク

    (データレイク) Data Lake 初級
    構造化・非構造化データを元の形式で保存するストレージシステム。多様なデータソースを一元管理し、後から用途に応じて処理・分析を行う。
  • データウェアハウス

    (データウェアハウス) Data Warehouse 初級
    分析用に最適化されたデータ統合基盤。様々なシステムからデータを収集・変換・統合し、ビジネスインテリジェンスや意思決定支援を行う。
  • ETL

    (イーティーエル) Extract, Transform, Load 初級
    抽出・変換・ロード処理。複数のデータソースからデータを抽出し、分析用に変換・加工してターゲットシステムに格納するプロセス。
  • ACID

    (アシッド) Atomicity, Consistency, Isolation, Durability 初級
    データベーストランザクションの信頼性を保証する4つの特性。原子性、一貫性、独立性、永続性により、データの整合性を確保する。
  • CAP定理

    (キャップテイリ) CAP Theorem 初級
    分散システムにおいて一貫性・可用性・分断耐性の3つのうち最大2つしか同時に実現できないという理論。システム設計の根本的制約。
  • 正規化

    (セイキカ) Normalization 初級
    関係データベース設計における冗長性排除手法。データの重複を削除し、整合性を保ちながら効率的なテーブル構造を作成する。
  • インデックス

    (インデックス) Index 初級
    データベースの検索性能を向上させるデータ構造。特定のカラムに対して索引を作成し、WHERE句やJOIN処理を高速化する。
  • レプリケーション

    (レプリケーション) Replication 初級
    データベースの複製機能。マスター・スレーブ構成でデータを複数のサーバーに同期し、可用性向上と読み込み性能の分散を実現。
  • シャーディング

    (シャーディング) Sharding 初級
    データを複数のデータベースサーバーに水平分割する手法。大規模データの分散により、処理性能とストレージ容量の線形スケーリングを実現。
  • パーティショニング

    (パーティショニング) Partitioning 初級
    大きなテーブルを複数の小さな部分に分割する技術。範囲、ハッシュ、リストなどの基準でデータを分割し、クエリ性能と管理性を向上。
  • 主キー

    (シュキー) Primary Key 初級
    テーブル内の各行を一意に識別する列または列の組み合わせ。重複不可で、NULL値を持てず、基本情報技術者試験の必須概念です。
  • 外部キー

    (ガイブキー) Foreign Key 初級
    他のテーブルの主キーを参照する列。テーブル間の関係を定義し、参照整合性を維持してデータの一貫性を保証します。
  • 正規化

    (セイキカ) Normalization 初級
    データの重複を排除し、データの整合性を保つためにテーブルを適切に分割する設計手法。第1正規形から第5正規形まであります。
  • ER図

    (イーアールズ) Entity Relationship Diagram 初級
    エンティティ(実体)とリレーションシップ(関係)を視覚的に表現したデータベース設計図。データモデルの構造を理解しやすく描画します。
  • DDL

    (ディーディーエル) Data Definition Language 初級
    データ定義言語。データベースオブジェクトの作成、変更、削除を行うSQL文の分類。CREATE、ALTER、DROPが代表的です。
  • DML

    (ディーエムエル) Data Manipulation Language 初級
    データ操作言語。データの検索、挿入、更新、削除を行うSQL文の分類。SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEが基本です。
  • DCL

    (ディーシーエル) Data Control Language 初級
    データ制御言語。ユーザーのアクセス権限やトランザクションの制御を行うSQL文の分類。GRANT、REVOKE、COMMIT、ROLLBACKが含まれます。
  • JOIN

    (ジョイン) JOIN 初級
    複数のテーブルを結合して一つの結果を生成するSQL操作。INNER JOIN、LEFT JOIN、RIGHT JOIN、FULL JOINなどがあります。
  • ビュー

    (ビュー) View 初級
    1つ以上のテーブルから作成された仮想的なテーブル。データを実際に格納せず、定義されたSQL文によって動的にデータを表示します。
  • ストアドプロシージャ

    (ストアドプロシージャ) Stored Procedure 初級
    データベースサーバー側に保存されたプログラム。複数のSQL文を組み合わせた処理をまとめて実行でき、性能向上とセキュリティ強化に貢献します。
  • トリガー

    (トリガー) Trigger 初級
    特定のデータベース操作(INSERT、UPDATE、DELETE)が実行された際に自動的に起動されるストアドプロシージャ。データ整合性の維持や監査ログの記録に使用されます。
  • カーソル

    (カーソル) Cursor 初級
    SQLの実行結果を1行ずつ処理するためのポインタ。大量データの逐次処理やストアドプロシージャでの繰り返し処理に使用されます。
  • データ型

    (データガタ) Data Type 初級
    列に格納できる値の種類と形式を定義する分類。INTEGER、VARCHAR、DATE、BLOBなど、データベースシステムごとに様々な型が提供されます。
  • 制約

    (セイヤク) Constraint 初級
    テーブルに設定するデータの整合性を保つルール。NOT NULL、UNIQUE、PRIMARY KEY、FOREIGN KEY、CHECKなどがあります。
  • 集約関数

    (シュウヤクカンスウ) Aggregate Function 初級
    複数行のデータから単一の値を計算する関数。COUNT、SUM、AVG、MAX、MINなどがあり、GROUP BY句と組み合わせて使用されます。
  • サブクエリ

    (サブクエリ) Subquery 初級
    SQL文の中に埋め込まれた別のSQL文。WHERE句、FROM句、SELECT句などで使用され、複雑な条件や動的な値の指定が可能になります。
  • UNION

    (ユニオン) UNION 初級
    複数のSELECT文の結果を結合して単一の結果セットを生成するSQL操作。UNION(重複除去)とUNION ALL(重複保持)があります。
  • パーティション

    (パーティション) Partition 初級
    大きなテーブルやインデックスを複数の小さな部分に物理的に分割したもの。管理性向上と性能改善を目的とした高度な機能です。
  • データウェアハウス

    (データウェアハウス) Data Warehouse 初級
    企業の意思決定支援のために構築された主題指向・統合・時系列・非揮発性のデータベース。OLAP分析やビジネスインテリジェンスの基盤となります。
  • ETL

    (イーティーエル) Extract, Transform, Load 初級
    データの抽出・変換・ロードを行う処理。複数のデータソースからデータを収集し、形式を統一してデータウェアハウスに格納します。