戦略・経営中級用語集

ITガバナンス、プロジェクトマネジメント、デジタル戦略など、実践的な戦略・経営の中級概念を詳細解説

戦略・経営中級用語について

中級レベルでは、ITガバナンスフレームワーク、プロジェクトマネジメント手法、デジタル戦略、リスクマネジメントなど、実際の業務で活用される実践的な概念を学習します。これらの知識は、IT戦略立案や経営層との対話において重要な基盤となります。

用語数統計

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戦略・経営中級用語一覧

28個の実践的な中級用語を詳細解説付きで紹介

  • COBIT

    (コビット) Control Objectives for Information and Related Technologies 中級
    ITガバナンスのためのフレームワーク。ITの管理と統制を体系的に行うための国際的な標準。

    COBIT(Control Objectives for Information and Related Technologies)は、ITガバナンスとマネジメントのための包括的なフレームワークです。経営陣とIT部門の間の橋渡しを行い、ITが事業価値の創出にどのように貢献するかを明確化します。プロセス、組織構造、情報、文化・倫理・行動の4つの実現要因を定義し、ITの効果的な統制を実現します。

    例: ITガバナンス体制構築, IT投資評価, リスク管理, パフォーマンス測定
    ITガバナンス フレームワーク 統制 国際標準
  • ITIL

    (アイティル) IT Infrastructure Library 中級
    ITサービスマネジメントのベストプラクティス集。ITサービスの品質向上と効率的な運用を実現する。

    ITIL(IT Infrastructure Library)は、ITサービスマネジメントの世界的なベストプラクティス集です。サービス戦略、サービス設計、サービス移行、サービス運用、継続的サービス改善の5つのライフサイクルから構成され、ITサービスの品質向上、コスト削減、顧客満足度向上を実現します。ISO/IEC 20000の基盤としても位置づけられています。

    例: インシデント管理, 変更管理, SLA管理, キャパシティ管理
    ITサービス ベストプラクティス 品質管理 運用管理
  • TOGAF

    (トガフ) The Open Group Architecture Framework 中級
    エンタープライズアーキテクチャの開発・管理のためのフレームワーク。組織全体のIT戦略を体系化する。

    TOGAF(The Open Group Architecture Framework)は、エンタープライズアーキテクチャの開発と管理のための包括的なフレームワークです。ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジーの4つのアーキテクチャドメインを定義し、ADM(Architecture Development Method)により段階的にアーキテクチャを構築します。組織のIT戦略とビジネス戦略の整合性を確保します。

    例: EA構築, IT戦略策定, システム統合, デジタル変革計画
    エンタープライズアーキテクチャ IT戦略 統合 体系化
  • アジャイル開発

    (アジャイルかいはつ) Agile Development 中級
    短期間の開発サイクルを繰り返し、顧客との協働により価値の高いソフトウェアを迅速に開発する手法。

    アジャイル開発は、アジャイルソフトウェア開発宣言に基づく反復的・段階的な開発手法です。個人と対話、動作するソフトウェア、顧客との協働、変化への対応を重視し、従来のウォーターフォール型開発の課題を解決します。スクラム、カンバン、XPなど様々な具体的手法が含まれます。

    例: スクラム, カンバン, XP(エクストリームプログラミング), スプリント
    開発手法 反復開発 協働 適応
  • スクラム

    (スクラム) Scrum 中級
    アジャイル開発の代表的なフレームワーク。スプリントと呼ばれる短期間の開発サイクルで価値を継続的に提供する。

    スクラムは、アジャイル開発の最も広く使用されているフレームワークです。プロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームの3つの役割と、スプリント、スプリント計画、デイリースクラム、スプリントレビュー、レトロスペクティブの5つのイベントで構成されます。透明性、検査、適応の3つの柱により、複雑な製品開発を管理します。

    例: スプリント計画, デイリースタンドアップ, スプリントレビュー, バーンダウンチャート
    アジャイル フレームワーク チーム管理 継続改善
  • ウォーターフォール開発

    (ウォーターフォールかいはつ) Waterfall Development 中級
    段階的に順次進行する伝統的なソフトウェア開発手法。要件定義から運用まで一方向的に進む。

    ウォーターフォール開発は、要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テスト、運用の各フェーズを順次実行する伝統的な開発手法です。各フェーズの完了後に次のフェーズに進み、前のフェーズには戻らないことが特徴です。大規模プロジェクトや要件が明確なシステムに適していますが、変更への対応が困難という課題があります。

    例: 要件定義書, 基本設計書, 詳細設計書, テスト仕様書
    開発手法 段階的 計画主導 文書重視
  • ハイブリッド開発

    (ハイブリッドかいはつ) Hybrid Development 中級
    ウォーターフォールとアジャイルの手法を組み合わせ、プロジェクトの特性に応じて最適化した開発手法。

    ハイブリッド開発は、ウォーターフォールとアジャイルの利点を組み合わせた開発手法です。プロジェクトの規模、複雑性、リスク、ステークホルダーの要求に応じて、適切な手法を選択・組み合わせます。例えば、上流工程はウォーターフォール、開発・テスト工程はアジャイルで実施するなど、柔軟なアプローチが可能です。

    例: Water-Scrum-Fall, リーンスタートアップ+アジャイル, SAFe
    柔軟性 最適化 組み合わせ 適応
  • イノベーション採用ライフサイクル

    (イノベーションさいようライフサイクル) Innovation Adoption Lifecycle 中級
    新技術や革新的製品が市場に浸透する過程を表すモデル。採用者を5つのセグメントに分類する。

    イノベーション採用ライフサイクルは、新技術や革新的製品の市場浸透過程を表すモデルです。イノベーター(2.5%)、アーリーアダプター(13.5%)、アーリーマジョリティ(34%)、レイトマジョリティ(34%)、ラガード(16%)の5つのセグメントに分類されます。特にアーリーアダプターとアーリーマジョリティ間の「キャズム」を越えることが市場成功の鍵となります。

    例: スマートフォン普及, クラウドサービス採用, AI技術導入
    技術普及 市場浸透 採用者分類 キャズム
  • 技術成熟度レベル

    (ぎじゅつせいじゅくどレベル) Technology Readiness Level (TRL) 中級
    技術の成熟度を9段階で評価する指標。研究開発から実用化までの技術発展段階を体系化する。

    技術成熟度レベル(TRL: Technology Readiness Level)は、技術の成熟度を1から9の段階で評価する指標です。NASAで開発され、現在は多くの組織で採用されています。基礎研究(TRL1-3)、技術開発(TRL4-6)、システム実証(TRL7-9)の3つのフェーズに分類され、技術投資の意思決定やプロジェクト管理に活用されます。

    例: 宇宙技術開発, 医療技術, エネルギー技術, AI・機械学習
    技術評価 成熟度 研究開発 実用化
  • ITポートフォリオ管理

    (アイティーポートフォリオかんり) IT Portfolio Management 中級
    組織のIT投資を包括的に管理し、事業戦略との整合性を確保しながら最適な資源配分を実現する手法。

    ITポートフォリオ管理は、組織のIT投資を全体最適の観点から管理する手法です。プロジェクト、アプリケーション、インフラストラクチャを統合的に評価し、事業価値、リスク、コストのバランスを考慮して投資優先順位を決定します。PMO(Project Management Office)やEA(Enterprise Architecture)と連携して実施されます。

    例: IT投資評価, プロジェクト優先順位付け, 資源配分最適化, ROI分析
    IT投資 全体最適 資源配分 事業価値
  • アプリケーションポートフォリオ最適化

    (アプリケーションポートフォリオさいてきか) Application Portfolio Optimization 中級
    組織が保有するアプリケーションを評価・分類し、統廃合や近代化により最適なポートフォリオを構築する活動。

    アプリケーションポートフォリオ最適化(APO)は、組織が保有する全アプリケーションを体系的に評価し、最適な構成を実現する活動です。事業価値、技術的適合性、維持コスト、リスクの観点から各アプリケーションを評価し、Keep(継続)、Migrate(移行)、Replace(置換)、Retire(廃止)の4つのアクションを決定します。

    例: レガシーシステム刷新, クラウド移行, マイクロサービス化, システム統合
    アプリケーション管理 最適化 システム刷新 コスト削減
  • ベンダー管理

    (ベンダーかんり) Vendor Management 中級
    外部ベンダーとの関係を戦略的に管理し、サービス品質の向上とコスト最適化を実現する活動。

    ベンダー管理は、外部ベンダーとの関係を戦略的に管理する活動です。ベンダー選定、契約交渉、パフォーマンス監視、関係管理、リスク管理を包含します。SLA(Service Level Agreement)やKPI設定によるパフォーマンス管理、定期的なビジネスレビューによる関係強化、ベンダーリスクの継続的な評価・軽減が重要な要素です。

    例: SLA管理, ベンダー評価, 契約管理, パフォーマンス監視
    外部調達 関係管理 品質管理 リスク管理
  • アウトソーシング戦略

    (アウトソーシングせんりゃく) Outsourcing Strategy 中級
    組織の非中核業務を外部専門業者に委託し、コア業務への集中とコスト削減を実現する戦略。

    アウトソーシング戦略は、組織の業務のうち非中核的な部分を外部の専門業者に委託する戦略です。コスト削減、専門性の活用、コア業務への集中、変動費化などのメリットがある一方、統制の困難さ、品質管理、セキュリティリスクなどの課題もあります。近年はオフショア開発、BPO(Business Process Outsourcing)なども含まれます。

    例: ITアウトソーシング, BPO, オフショア開発, クラウドサービス
    業務委託 コスト削減 専門性活用 集中と選択
  • SaaS採用戦略

    (サースさいようせんりゃく) SaaS Adoption Strategy 中級
    Software as a Serviceを組織に導入・活用するための体系的なアプローチ。クラウドファーストの実現に重要。

    SaaS採用戦略は、クラウドベースのソフトウェアサービスを組織に効果的に導入・活用するための戦略です。業務要件の明確化、SaaS製品の評価・選定、セキュリティ・コンプライアンス要件の確認、データ移行、ユーザー教育、変更管理などを包含します。IT部門の役割をサービス統合者へと変化させる重要な取り組みです。

    例: Microsoft 365, Salesforce, Google Workspace, ServiceNow
    クラウド サービス統合 デジタル変革 業務効率化
  • リスクマネジメント

    (リスクマネジメント) Risk Management 中級
    組織が直面するリスクを体系的に識別・評価・対応・監視し、事業目標の達成を阻害する要因を管理する活動。

    リスクマネジメントは、組織が直面する様々なリスクを体系的に管理する活動です。リスクの識別、分析・評価、対応策の策定、実施、監視・レビューのサイクルを継続的に実行します。戦略リスク、運用リスク、財務リスク、コンプライアンスリスクなど多様なリスクを統合的に管理し、組織の持続的成長を支援します。

    例: リスクアセスメント, リスクマップ, BCP策定, 内部統制
    リスク管理 事業継続 予防統制 組織統治
  • 事業継続計画

    (じぎょうけいぞくけいかく) Business Continuity Plan (BCP) 中級
    災害や障害発生時に事業を継続または早期復旧するための計画。組織の生存能力を高める重要な取り組み。

    事業継続計画(BCP: Business Continuity Plan)は、災害、システム障害、パンデミックなどの緊急事態が発生した際に、事業の継続または早期復旧を実現するための計画です。重要業務の特定、復旧優先順位の設定、復旧手順の策定、代替リソースの確保、定期的な訓練・見直しが含まれます。組織のレジリエンス向上に不可欠です。

    例: 災害復旧, パンデミック対応, システム障害対応, データバックアップ
    事業継続 災害対策 レジリエンス 復旧計画
  • 災害復旧

    (さいがいふっきゅう) Disaster Recovery (DR) 中級
    災害によるシステム障害から迅速に復旧するための技術的・運用的対策。ITシステムの可用性確保に重要。

    災害復旧(DR: Disaster Recovery)は、自然災害、火災、サイバー攻撃などによりITシステムが被害を受けた際に、迅速に復旧するための対策です。データのバックアップ、システムの冗長化、代替サイトの構築、復旧手順の策定などが含まれます。RTO(Recovery Time Objective)とRPO(Recovery Point Objective)の設定が重要な指標となります。

    例: データセンター冗長化, クラウドバックアップ, ホットスタンバイ, コールドスタンバイ
    システム復旧 可用性 冗長化 バックアップ
  • データ戦略

    (データせんりゃく) Data Strategy 中級
    組織が保有するデータを戦略的資産として活用し、事業価値創出とデータドリブン経営を実現する計画。

    データ戦略は、組織が保有するデータを戦略的資産として位置づけ、事業価値の創出に活用するための包括的な計画です。データガバナンス、データアーキテクチャ、データ品質管理、データセキュリティ、データ活用人材の育成などを含みます。デジタル変革の基盤として、競争優位性の源泉となります。

    例: データレイク構築, BI・分析基盤, データカタログ, データガバナンス
    データ活用 戦略資産 事業価値 競争優位
  • アナリティクス戦略

    (アナリティクスせんりゃく) Analytics Strategy 中級
    データ分析能力を組織の競争優位の源泉として確立し、分析結果を事業判断に活用する戦略。

    アナリティクス戦略は、データ分析能力を組織の中核的ケイパビリティとして確立し、分析結果を事業判断や戦略策定に活用する戦略です。記述的分析、診断的分析、予測的分析、処方的分析の段階的な成熟度向上を図り、データサイエンティストやビジネスアナリストなどの分析人材の育成・確保も含まれます。

    例: 予測分析, 顧客分析, マーケティング分析, リスク分析
    データ分析 意思決定支援 予測 ケイパビリティ
  • AI戦略実装

    (エーアイせんりゃくじっそう) AI Strategy Implementation 中級
    人工知能技術を組織に導入し、業務プロセスの自動化と意思決定の高度化を実現する戦略的取り組み。

    AI戦略実装は、人工知能技術を組織の業務プロセスや意思決定に統合する戦略的取り組みです。AI活用領域の特定、AI人材の確保・育成、データインフラの整備、AI技術の段階的導入、AI倫理・ガバナンスの確立などを含みます。RPA(Robotic Process Automation)、機械学習、自然言語処理などの技術を業務に適用します。

    例: チャットボット, 予測メンテナンス, 画像認識, RPA
    人工知能 自動化 高度化 技術統合
  • デジタルビジネスモデル

    (デジタルビジネスモデル) Digital Business Model 中級
    デジタル技術を活用して新たな価値提案と収益メカニズムを創出するビジネスモデル。

    デジタルビジネスモデルは、デジタル技術を活用して従来とは異なる価値提案と収益メカニズムを創出するビジネスモデルです。プラットフォーム型、サブスクリプション型、フリーミアム型、データ収益化型などの形態があります。顧客との接点のデジタル化、データ活用による個別化、ネットワーク効果の活用などが特徴です。

    例: プラットフォームビジネス, サブスクリプション, API エコノミー, データマネタイゼーション
    価値創造 収益モデル デジタル化 イノベーション
  • デジタル変革戦略

    (デジタルへんかくせんりゃく) Digital Transformation Strategy 中級
    デジタル技術を活用して組織の事業モデル、業務プロセス、企業文化を根本的に変革する包括的戦略。

    デジタル変革戦略は、デジタル技術を梃子として組織全体を変革する包括的戦略です。顧客体験の向上、新たなビジネスモデルの創出、業務プロセスの最適化、データドリブン経営の実現、組織文化の変革を統合的に推進します。クラウドファースト、API優先、アジャイル開発などの技術・手法を活用し、継続的な変革能力を構築します。

    例: クラウド移行, API戦略, マイクロサービス, DevOps
    組織変革 事業変革 継続的変革 競争優位
  • エンタープライズアーキテクチャ

    (エンタープライズアーキテクチャ) Enterprise Architecture 中級
    組織のビジネスとITを整合させ、全体最適化を実現するための体系的なアプローチ。

    エンタープライズアーキテクチャ(EA)は、組織のビジネス戦略とIT戦略を整合させ、全体最適化を実現するための体系的なアプローチです。ビジネスアーキテクチャ、データアーキテクチャ、アプリケーションアーキテクチャ、テクノロジーアーキテクチャの4つの層で構成され、組織の現状(As-Is)と目標(To-Be)を明確化し、変革のロードマップを策定します。

    例: TOGAF, Zachman Framework, ケイパビリティマップ, アーキテクチャ原則
    全体設計 戦略整合 体系化 最適化
  • ビジネスアーキテクチャ

    (ビジネスアーキテクチャ) Business Architecture 中級
    組織の戦略、ケイパビリティ、バリューストリーム、情報、組織構造の関係性を体系的に設計する手法。

    ビジネスアーキテクチャは、組織のビジネス要素(戦略、ケイパビリティ、バリューストリーム、情報、組織)の相互関係を体系的に整理・設計する手法です。ビジネス戦略からITソリューションまでの一貫した設計を可能にし、変革の影響分析や投資判断の根拠を提供します。エンタープライズアーキテクチャの最上位層として位置づけられます。

    例: ケイパビリティマップ, バリューストリームマップ, 組織図, 情報マップ
    ビジネス設計 ケイパビリティ バリューストリーム 体系化
  • Zachmanフレームワーク

    (ザックマンフレームワーク) Zachman Framework 中級
    エンタープライズアーキテクチャを構造化して表現するための6×6のマトリクス型フレームワーク。

    Zachmanフレームワークは、エンタープライズアーキテクチャを体系的に整理・表現するための6×6のマトリクス型フレームワークです。縦軸に6つの視点(プランナー、オーナー、デザイナー、ビルダー、実装者、参加者)、横軸に6つの基本質問(What、How、Where、Who、When、Why)を配置し、組織の全体像を包括的に把握できます。

    例: ビジネスモデル図, システム概念図, 技術アーキテクチャ図, 実装設計図
    アーキテクチャ 構造化 マトリクス 体系化
  • ISO/IEC 20000

    (アイエスオー アイイーシー にまんばん) ISO/IEC 20000 中級
    ITサービス管理の国際標準規格。ITILベースの実践的なITサービス管理システムの要求事項を定義。

    ISO/IEC 20000は、ITサービス管理(ITSM)の国際標準規格です。ITILのベストプラクティスに基づき、組織がITサービスを効果的に計画、実装、運用、監視、改善するための要求事項を定義しています。認証取得により、ITサービスの品質と顧客満足度の向上、運用効率の改善、リスクの軽減などの効果が期待できます。

    例: サービスデスク, インシデント管理, 問題管理, 変更管理
    国際標準 ITサービス 品質管理 認証
  • DevOps

    (デブオプス) Development and Operations 中級
    開発チームと運用チームの協働により、ソフトウェアの開発・デプロイ・運用を迅速かつ継続的に行う文化・手法・ツール群。

    DevOpsは、開発(Development)と運用(Operations)の壁を取り払い、協働によってソフトウェアの価値提供を迅速化する文化・手法・ツール群です。継続的インテグレーション(CI)、継続的デリバリー(CD)、インフラのコード化(IaC)、監視・ログ管理などの技術的実践と、文化的変革を統合したアプローチです。

    例: CI/CD, Infrastructure as Code, 自動テスト, 監視・アラート
    協働 自動化 継続的改善 文化変革
  • API戦略

    (エーピーアイせんりゃく) API Strategy 中級
    APIを戦略的資産として活用し、システム間連携、エコシステム構築、新たなビジネス機会の創出を実現する戦略。

    API戦略は、API(Application Programming Interface)を戦略的資産として位置づけ、組織内外のシステム連携、パートナーエコシステムの構築、新たなビジネス機会の創出を実現する戦略です。API設計標準の策定、APIガバナンスの確立、APIマネジメントプラットフォームの導入、開発者エクスペリエンスの向上などを含みます。

    例: RESTful API, GraphQL, API Gateway, 開発者ポータル
    システム連携 エコシステム プラットフォーム 開発者体験

学習サポート

段階的学習

初級→中級→上級の体系的な学習コース

実践的フレームワーク

業務で活用できる実践的な知識とスキル

認定試験対策

各種IT資格試験に対応した学習内容