UDフォント~ビット|情報I用語-コミュニケーションと情報デザイン2

クラウドコンピューティングやサンプリング周波数など共通テスト対策の情報I用語

「コミュニケーションと情報デザイン」分野の頻出用語を網羅しました。このページに含まれる単語は以下の通り。

UDフォント,Unicode,UTF,VR,ZIP,アーカイブ,アイコン,アウトライン,アナログ,エンコード,オープンデータ,クラウドコンピューティング,ゴシック体,コミュニケーション,サンプリング,サンプリング周波数,サンプリング定理,ジャギー,ダイアグラム,タイトル(キャプション),ディジタルシチズンシップ,デコード,デジタル,トリミング,トレードオフ,バイト,ハフマン圧縮,ピクセル,ピクトグラム,ビット

情報Iの共通テストや高校の定期テスト対策に、これらの語句について分かりやすい詳しい説明を掲載しています。

UDフォント
読みやすさを重視したユニバーサルデザインフォント
すべての人にとって読みやすいように設計されたフォントです。たとえば、公共機関の案内表示で使われるフォントがUDフォントです。
Unicode
多言語対応の文字コード規格
世界中の文字を統一的に扱うための文字コード規格です。たとえば、日本語、中国語、アラビア語など、多言語の文字がUnicodeで表現されます。
UTF
Unicodeを実現するためのエンコーディング方式
「Unicode Transformation Format」の略で、Unicodeの文字をバイト列として表現する方式です。たとえば、UTF-8やUTF-16がよく使われます。
VR
仮想現実を体験する技術
「Virtual Reality(仮想現実)」の略で、専用のヘッドセットを使って仮想空間を体験する技術です。たとえば、VRゲームや仮想旅行がその一例です。
ZIP
ファイル圧縮形式の一つ
複数のファイルやフォルダを1つにまとめて圧縮する形式で、広く使われています。たとえば、メールで送るために複数の文書ファイルをZIP形式にまとめることが一般的です。
アーカイブ
複数のファイルを1つにまとめること
関連する複数のファイルを1つにまとめる操作や、そのためのファイル形式を指します。たとえば、プロジェクト内の全ファイルを1つのアーカイブにまとめて保存します。
アイコン
視覚的に情報を示す小さな絵や記号
デスクトップやアプリ内で機能やデータを表すための絵や記号です。たとえば、フォルダやごみ箱のマークがアイコンです。
アウトライン
デザインや図形の輪郭
図形や文字の外周を表す線や構造のことです。たとえば、文字の太さや形を調整する際に使われるのがアウトラインです。
アナログ
連続的な値を持つ情報の形式
時間や物理量など、連続的に変化する情報を扱う形式です。たとえば、時計の針の動きやアナログレコードの音声がアナログの例です。
エンコード
データを特定の形式に変換すること
データを送受信や保存のために特定の形式に変換する操作です。たとえば、文字をバイナリ形式に変換するのがエンコードです。
オープンデータ
誰でも自由に使える公開データ
行政機関や企業が公開したデータで、誰でも自由に利用、再配布できるものを指します。これにより、新しいサービスの開発や社会課題の解決に役立てられます。たとえば、気象庁が公開する気象データを利用して天気予報アプリを開発することが挙げられます。
クラウドコンピューティング
インターネット経由でITリソースを利用する仕組み
データやアプリケーション、ストレージなどのITリソースをインターネット経由で利用する技術やサービスのことです。ユーザーは必要なときに必要なだけのリソースを利用できるため、コストの削減や柔軟な運用が可能になります。たとえば、Google DriveやDropboxを使ってファイルを保存するのもクラウドコンピューティングの一例です。
ゴシック体
直線的で太い線を持つフォント
読みやすく、見出しやタイトルに適したフォントです。たとえば、デザインポスターのタイトルにゴシック体がよく使われます。
コミュニケーション
情報や感情の伝達・共有
人と人、または組織間で情報や感情を伝え合うことを指します。たとえば、会話やメール、チャットツールを通じて行うやり取りがコミュニケーションです。
サンプリング
データを一定間隔で取得すること
アナログ信号をデジタル化する際に、一定の時間間隔で信号の値を取得する操作です。たとえば、音声データをデジタル化する際に、1秒間に44,100回値を取得するのがサンプリングです。
サンプリング周波数
標本化周波数と同義
アナログ信号をデジタル化する際の標本化の回数を示す指標で、1秒間にどれだけのデータを取得するかを表します。たとえば、音声データでよく使われる値は44.1kHzです。
サンプリング定理
標本化定理と同義
アナログ信号をデジタル化し、元の信号を完全に復元する条件を定めた定理です。たとえば、音声信号を高品質にデジタル化する際の基準として用いられます。
ジャギー
画像や文字のギザギザした輪郭
解像度が低い画像や拡大された文字で発生するギザギザした線を指します。たとえば、小さな画像を大きくするとジャギーが目立つことがあります。
ダイアグラム
図や表で情報を整理する方法
情報や構造を視覚的に整理した図表のことです。たとえば、フローチャートや関係図がダイアグラムの一例です。
タイトル(キャプション)
内容を簡潔に示す見出し
文章や画像、動画の内容を短い言葉で表現したものです。たとえば、プレゼン資料の各スライドの見出しや、SNS投稿に添えられる説明文がタイトル(キャプション)です。
ディジタルシチズンシップ
インターネット上の適切な行動や責任
オンラインコミュニティでのマナーやルールを守り、責任ある行動を取ることを指します。他人を尊重し、誹謗中傷を避けるなど、健全なインターネット環境を作るための考え方です。たとえば、SNSで適切なコメントを投稿したり、フェイクニュースを拡散しないことがディジタルシチズンシップに含まれます。
デコード
エンコードされたデータを元に戻すこと
エンコードされたデータを復元して利用可能な状態にする操作です。たとえば、動画ストリーミングで受信データをデコードして再生するのが該当します。
デジタル
離散的な値で表現する情報の形式
連続的なデータを一定間隔で分割し、数値で表現する形式です。たとえば、CDやDVDの音声データがデジタルで表現されています。
トリミング
画像や動画を一部切り取る操作
不要な部分を切り取って必要な部分だけを残す編集操作です。たとえば、写真の周囲を切り取って被写体を強調するのがトリミングです。
トレードオフ
一方を選ぶと他方を犠牲にする関係
2つの選択肢のうち、一方を優先するともう一方が犠牲になる状態を指します。たとえば、「画質を上げるとファイルサイズが大きくなる」という関係がトレードオフです。
バイト
データ量を表す単位8ビットで1バイト:
8bitを1単位とする情報量の単位です。たとえば、「1KB」は「1024バイト」を指し、ファイルサイズの測定によく使われます。
ハフマン圧縮
頻度に基づく効率的な圧縮方式
データ内の文字やシンボルの出現頻度に応じて、短いコードを割り当てる圧縮方式です。たとえば、テキストデータの圧縮で使われることが多いです。
ピクセル
デジタル画像を構成する最小単位
画像や画面を構成する小さな点(画素)を指します。たとえば、フルHDの画面解像度1920×1080は、横1920個、縦1080個のピクセルで構成されています。
ピクトグラム
簡単な図形で情報を伝える記号
シンプルな図形やアイコンで情報を伝える視覚表現です。たとえば、トイレや非常口を示す標識がピクトグラムに該当します。
ビット
情報量を表す最小単位
1bitは0または1のどちらかの値を持ちます。デジタル通信やデータ保存における基本単位です。たとえば、8bitが1バイトに相当します。