プロトタイプやユーザージャーニーなどUX/UIデザイン用語の詳細説明
このページに含まれる単語は以下の通り。
フィードバック,プライマリーアクション,プルダウンメニュー,プログレッシブディスクロージャー,プロトタイプ,ペルソナ,マイクロインタラクション,モックアップ,ユーザーインターフェース,ユーザーエクスペリエンス,ユーザージャーニー,ユーザーテスト,ユーザビリティ,レスポンシブデザイン
これらの用語について分かりやすい詳しい説明を掲載しています。
フィードバック |
ユーザーの操作に対するシステムからの反応 |
フィードバックは、ユーザーが行った操作に対するシステムからの応答で、ボタンを押した際に色が変わるなど、操作が成功したことを知らせます。視覚や音声でのフィードバックがあると、ユーザーは操作が正しく行われたことを確認しやすくなり、使いやすさが向上します。 |
プライマリーアクション |
ユーザーが最も重要とされる操作やボタン |
プライマリーアクションは、ユーザーが行う操作の中で、最も重要で主なアクションを指します。ボタンなどで視覚的に目立たせることが多く、例えば「送信」や「保存」などが該当します。ユーザーの操作をシンプルにし、迷わず目的の操作が行えるように設計されます。 |
プルダウンメニュー |
クリックすると選択肢が下に展開するメニュー |
プルダウンメニューは、クリックやタップで表示されるメニューで、複数の選択肢を一覧で表示します。選択肢が限られたスペースに収まるため、インターフェースをコンパクトに保つことができ、情報が整理されやすくなります。効率的なナビゲーション方法の一つです。 |
プログレッシブディスクロージャー |
情報を段階的に表示してユーザーの負担を軽減 |
プログレッシブディスクロージャーは、最初に必要最低限の情報だけを表示し、ユーザーのアクションに応じて詳細情報を段階的に見せるデザイン手法です。画面が煩雑になるのを防ぎ、ユーザーが必要な情報にだけアクセスできるようにするため、利便性が向上します。 |
プロトタイプ |
実際に操作できる試作品 |
プロトタイプは、製品やシステムの初期モデルで、設計や機能をテストするために作成されます。ユーザビリティやデザインを確認し、フィードバックを反映することで、最終的な製品に近づけます。プロトタイプを使った評価により、製品の完成度が向上し、ユーザーのニーズに合った開発が可能です。 |
ペルソナ |
典型的なユーザー像を具体化した架空の人物像 |
ペルソナは、製品やサービスのターゲットユーザーの特徴を具体化した仮想人物で、ユーザーのニーズや行動を反映させます。デザインや機能の方向性を決定する際に利用され、ユーザー視点の製品開発が可能になります。ペルソナは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための重要なツールです。 |
マイクロインタラクション |
小さな操作や反応によるユーザーとのやり取り |
マイクロインタラクションは、ユーザーが操作を行った際の小さな反応で、ボタンを押したときのアニメーションや音などが含まれます。こうしたインタラクションは、操作が正しく行われたことを示し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。デザインのディテールとして重要です。 |
モックアップ |
デザインの詳細を含む画面の試作品 |
モックアップは、製品やデザインの外観やレイアウトを示す試作品で、実際の操作感を確認するために使われます。完成品とほぼ同じ外観で作られるため、デザインやインターフェースの評価に役立ちます。モックアップによって早期のフィードバックが得られ、改善が図りやすくなります。 |
ユーザーインターフェース |
ユーザーとシステムのやり取りを行う画面や操作部分 |
ユーザーインターフェース(UI)は、ユーザーとデバイスがやり取りするための画面や操作部分を指し、デザインや操作性が重要です。ユーザーが直感的に操作できるインターフェースは、エクスペリエンスを向上させ、使いやすさが増します。UIはアプリやウェブサイトにおいて非常に重要な要素です。 |
ユーザーエクスペリエンス |
ユーザーが製品やサービスを通じて得る体験全体 |
ユーザーエクスペリエンス(UX)は、製品やサービスを利用する際の体験全体を指し、デザイン、使いやすさ、利便性が含まれます。優れたUXは、ユーザーが満足し、再利用したいと感じる要因となります。製品の成功には、UXの設計と改善が欠かせません。 |
ユーザージャーニー |
ユーザーが製品やサービスを利用する過程 |
ユーザージャーニーは、ユーザーがサービスを利用する際にたどる一連のプロセスを指します。各段階でユーザーがどのような体験をするかを分析することで、サービスの向上が図れます。ユーザージャーニーの理解は、ユーザー満足度の向上に役立ちます。 |
ユーザーテスト |
実際のユーザーに製品を試してもらい評価すること |
ユーザーテストは、製品やサービスの使いやすさをユーザーに試してもらい、フィードバックを得る手法です。デザインや機能の改善に役立ち、ユーザー視点での最適化が可能になります。製品の品質向上とユーザー満足度の向上に貢献します。 |
ユーザビリティ |
製品やサービスについてユーザーが使いやすいと感じる度合い |
ユーザビリティは、システムや製品の使いやすさを示し、ユーザーが直感的に操作できるかどうかを評価する基準です。高いユーザビリティは、ユーザーがストレスなく操作できるインターフェースを提供し、満足度の向上につながります。製品開発において重要な要素です。 |
レスポンシブデザイン |
デバイスの画面サイズに応じてレイアウトを調整する設計 |
レスポンシブデザインは、画面のサイズやデバイスに応じて自動的にレイアウトが変わるウェブデザインの手法です。スマートフォン、タブレット、PCなど異なるデバイスで快適に表示され、ユーザー体験が向上します。現代のウェブサイトにおいて重要な要素です。 |