クラウドストレージやサブネットマスクなど共通テスト対策の情報I用語
「情報通信ネットワークとデータの活用」分野の頻出用語を網羅しました。このページに含まれる単語は以下の通り。
インターネット,インターネット層,インデックス,オプトアウト方式,オプトイン方式,キーバリュー型データベース,クッキー,クライアントサーバーシステム,クラウドストレージ,クラスター分析,クローズドデータ,グローバルIPアドレス,クロスチェック,クロス集計,ゲートウェイ,コミット,コンテンツ,コンテンツフィルタリング,サーバー,サインイン,サブクエリ,サブネットマスク,サンプル数,ジオタグ,スイッチ,スイッチングハブ,スキーマ,ストリーミング,ダウンロード,データウェアハウス,データサイエンス,データセット
情報Iの共通テストや高校の定期テスト対策に、これらの重要語句について分かりやすい詳しい説明を掲載しています。
| インターネット |
| 世界中のネットワークをつなぐ仕組み |
| 世界中のコンピュータやネットワークを相互に接続し、情報をやり取りするシステムです。たとえば、ウェブサイト閲覧やメール送信がインターネットの利用例です。 |
| インターネット層 |
| ネットワーク間でのデータ転送を管理する層 |
| 異なるネットワーク間での通信を実現する役割を持つ層です。たとえば、IP(Internet Protocol)がインターネット層のプロトコルです。 |
| インデックス |
| データ検索を高速化する仕組み |
| テーブル内のデータ検索を効率化するために使われる仕組みです。指定した列にインデックスを作成することで、データの検索速度が向上します。たとえば、商品IDを検索する際にインデックスがあると高速に結果が得られます。 |
| オプトアウト方式 |
| ユーザーが拒否しない限り情報を利用する方式 |
| あらかじめ情報利用が許可されており、ユーザーが利用停止を明示する必要がある方法です。たとえば、メルマガが自動登録されるケースがオプトアウト方式です。 |
| オプトイン方式 |
| ユーザーが明示的に許可する方式 |
| 情報利用を開始する前に、ユーザーから事前に同意を得る仕組みです。たとえば、メルマガ購読のチェックボックスをユーザーが選択する場合がオプトイン方式です。 |
| キーバリュー型データベース |
| キーと値の組み合わせでデータを保存するデータベース |
| シンプルなデータ構造で高速な検索が可能なデータベースです。たとえば、RedisやDynamoDBがキーバリュー型です。 |
| クッキー |
| ウェブサイトが保存する小さなデータ |
| ユーザーのウェブサイト利用状況を記録するためのデータで、ブラウザに保存されます。たとえば、ログイン情報を保持する際に使用されます。 |
| クライアントサーバーシステム |
| クライアントとサーバーが役割分担するシステム |
| クライアントがリクエストを送り、サーバーがデータやサービスを提供する仕組みです。たとえば、ウェブブラウザでページを閲覧する動作が該当します。 |
| クラウドストレージ |
| インターネット上にデータを保存するサービス |
| データをインターネット経由で保存・管理できるサービスです。たとえば、Google DriveやDropboxがクラウドストレージの例です。 |
| クラスター分析 |
| データを似た特徴ごとに分類する手法 |
| データをグループに分ける手法で、各グループ(クラスター)内のデータは似た特徴を持ちます。たとえば、顧客を購買パターンで分類してターゲット層を特定する際に使われます。 |
| クローズドデータ |
| 特定の範囲でのみ利用可能なデータ |
| 公開されておらず、限定されたユーザーやシステムでのみ利用できるデータです。たとえば、企業内で共有される営業データがクローズドデータです。 |
| グローバル IP アドレス |
| インターネット上で一意に識別されるIPアドレス |
| インターネットに直接接続されたデバイスに割り当てられるアドレスです。たとえば、ウェブサーバーやVPN接続で使われます。 |
| クロスチェック |
| 複数の方法でデータの正確性を確認する方法 |
| 同じデータを異なる視点や方法で照らし合わせて確認する手法です。たとえば、アンケートの回答結果と実際の販売データを比較して整合性を確認します。 |
| クロス集計 |
| 複数のカテゴリ間の関係を分析する方法 |
| 異なるカテゴリのデータを組み合わせて、その関係性を分析する方法です。たとえば、年齢層と購買履歴をクロス集計して、特定の年齢層の購買傾向を調べます。 |
| ゲートウェイ |
| 異なるネットワークをつなぐ装置 |
| プロトコルが異なるネットワーク間のデータ送受信を中継する役割を持つ装置です。たとえば、家庭用ルーターがゲートウェイとして機能します。 |
| コミット |
| トランザクションを確定させる操作 |
| トランザクション中の全ての変更を確定させる操作です。これにより、変更内容がデータベースに永久に保存されます。たとえば、送金処理が正常に完了した後にコミットを実行すると、処理が確定します。 |
| コンテンツ |
| ウェブサイトやアプリ上の情報や素材 |
| 文章、画像、動画など、ユーザーに提供される情報の総称です。たとえば、ブログの記事やYouTubeの動画がコンテンツです。 |
| コンテンツフィルタリング |
| 不適切な内容を遮断する技術 |
| ウェブページやアプリの内容を分析し、不適切な情報へのアクセスを制限する方法です。たとえば、子どもが有害なサイトにアクセスできないようにする設定が該当します。 |
| サーバー |
| データやサービスを提供するコンピュータ |
| ネットワーク上でクライアントに対してデータや機能を提供する役割を持つコンピュータです。たとえば、ウェブページを提供するウェブサーバーがあります。 |
| サインイン |
| アカウントにログインする操作 |
| ユーザーが自身のアカウントを使用してサービスにアクセスする操作です。たとえば、メールアドレスとパスワードを入力してアクセスすることがサインインです。 |
| サブクエリ |
| SQL文の中に埋め込む別のクエリ |
| クエリの中に含まれる小さなクエリで、データの取得や条件指定に利用します。たとえば、「SELECT * FROM 商品テーブル WHERE 価格 = (SELECT MAX(価格) FROM 商品テーブル);」と記述すると、最高価格の商品を取得できます。 |
| サブネットマスク |
| ネットワークとホスト部分を分けるための値 |
| IPアドレスをネットワーク部分とホスト部分に分けるために使用される32ビットの値です。これにより、同じネットワーク内のデバイスをグループ化できます。たとえば、「255.255.255.0」はよく使われるサブネットマスクです。 |
| サンプル数 |
| データ分析における観測や測定の回数 |
| 分析に用いられるデータの総数を指します。たとえば、アンケートで100人の回答を得た場合、サンプル数は100です。 |
| ジオタグ |
| 地理情報を含むデータ |
| 写真や投稿に位置情報を付加することで、撮影場所や投稿地点を示す機能です。たとえば、スマホで撮影した写真に緯度・経度が記録されることがジオタグです。 |
| スイッチ |
| データを効率的に送信するネットワーク装置 |
| 接続された機器間でデータを宛先に応じて振り分ける装置です。たとえば、スイッチングハブを使って効率的なデータ通信を実現します。 |
| スイッチングハブ |
| データを効率よく中継する装置 |
| 同じネットワーク内で接続された複数の機器間でデータを効率よく転送する装置です。これにより、必要な相手にだけデータを送信します。たとえば、オフィスのネットワークでパソコンやプリンタを接続する際に利用されます。 |
| スキーマ |
| データベースの構造や定義 |
| データベース内のテーブル構成やデータ型、制約を定義した設計図です。たとえば、データベースのER図がスキーマに関連します。 |
| ストリーミング |
| データを受信しながら再生する技術 |
| データをダウンロードし終わる前に、逐次再生できる方式です。たとえば、YouTubeの動画再生がストリーミングに該当します。 |
| ダウンロード |
| データをネットワークから受信すること |
| サーバーからユーザーの端末にデータを保存する操作です。たとえば、アプリをスマホに保存する作業がダウンロードです。 |
| データウェアハウス |
| 大量のデータを統合・分析するためのシステム |
| 複数のシステムから集めた大量のデータを統合し、分析や意思決定のために利用するシステムです。長期間のデータを蓄積し、全社的な分析に適しています。たとえば、顧客行動や売上データを分析するために利用されます。 |
| データサイエンス |
| データ分析から価値を引き出す学問 |
| 大量のデータを分析し、傾向や予測を導き出す分野です。たとえば、売上データを分析して需要予測を行うことがデータサイエンスです。 |
| データセット |
| 分析や学習に使うデータの集合 |
| データベースやスプレッドシートなどに整理されたデータの集まりです。たとえば、機械学習では、トレーニング用の画像や数値データをデータセットとして使用します。 |