OSI参照モデル~イーサネット|情報I用語-情報通信ネットワークとデータの活用2

SSIDやアクセスログなど共通テスト対策の情報I用語

「情報通信ネットワークとデータの活用」分野の頻出用語を網羅しました。このページに含まれる単語は以下の通り。

OSI参照モデル,P2P,POP,POP3,PPPoE,p値,RFID,SELECT文,SEO対策,SMTP,SQL,SSID,TCP,TCP/IP,UDP,UPDATE文,UPS,URL,USB,VPN,WAN,Webアプリケーション,Webサーバー,Webブラウザ,WHERE句,Wi-Fi,WWW,アクセシビリティ,アクセスログ,アップロード,アプリケーション層,イーサネット

情報Iの共通テストや高校の定期テスト対策に、これらの重要語句について分かりやすい詳しい説明を掲載しています。

OSI参照モデル
通信を7つの層に分けたモデル
ネットワーク通信を「物理層」から「アプリケーション層」までの7層に分けて定義したモデルです。これにより、異なる機器やソフトウェア間での互換性が確保されます。たとえば、ネットワーク技術の理解やトラブルシューティングに役立ちます。
P2P
直接通信を行うネットワーク形態
「Peer to Peer」の略で、クライアントやサーバーを介さず、端末同士が直接通信を行う方式です。たとえば、ファイル共有アプリがP2Pを利用しています。
POP
メールを受信するためのプロトコル
「Post Office Protocol」の略で、メールをサーバーからクライアントにダウンロードして受信する仕組みです。たとえば、POP3は一般的な電子メール受信プロトコルです。
POP3
メールを受信するためのプロトコル保存型:
「Post Office Protocol 3」の略で、メールをサーバーからダウンロードしてローカルに保存する通信規約です。一度ダウンロードしたメールはサーバー上から削除される場合が多いです。たとえば、古いメールソフトで使われることがあります。
PPPoE
ネット接続に使われる通信プロトコル
「Point-to-Point Protocol over Ethernet」の略で、インターネット接続時に認証とデータ転送を行うプロトコルです。たとえば、ADSLや光回線で利用されます。
p値
帰無仮説が正しい場合にデータが得られる確率
統計学で、帰無仮説を棄却するか判断する指標です。p値が小さいほど、帰無仮説が正しくない可能性が高いとされます。たとえば、p値が0.05未満の場合、帰無仮説を棄却することが一般的です。
RFID
無線通信で情報を読み取る技術
「Radio Frequency Identification」の略で、ICタグに記録された情報を非接触で読み取る技術です。たとえば、電子マネーや商品管理に使われます。
SELECT文
データを取得するためのSQL文
SQLの中でも、データベースから必要な情報を取得する際に使用する基本的な文です。たとえば、「SELECT * FROM 商品テーブル;」と記述することで、商品テーブル内の全データを取得できます。
SEO 対策
検索エンジンでの表示順位を向上させる施策
「Search Engine Optimization」の略で、ウェブサイトを検索結果で上位に表示させるための工夫です。たとえば、キーワードの最適化やページ速度の改善が該当します。
SMTP
メールを送信するためのプロトコル
「Simple Mail Transfer Protocol」の略で、メールを送信する際に使用される通信規約です。たとえば、メールソフトがサーバーにメールを送信する際にSMTPが使われます。送信専用で、受信には使用されません。
SQL
構造化照会言語:データベースを操作するための言語
データベースからデータを取得したり、追加・更新・削除するための言語です。たとえば、特定の商品を検索したり、在庫数を更新する際にSQLを使用します。
SSID
サービスセット識別子:無線LANのネットワーク名
無線LAN(Wi-Fi)ネットワークを識別するための名前です。ユーザーは接続したいネットワークを選ぶ際にSSIDを確認します。たとえば、「HomeWiFi」や「CafeFreeWiFi」のような名前がSSIDです。
TCP
伝送制御プロトコル:信頼性の高い通信を実現するプロトコル
データを確実に相手に届けるための通信規約です。送信側と受信側でデータの到達確認を行い、順番通りに届けます。たとえば、ファイルのダウンロードやメール送信に利用されます。
TCP/IP
インターネット通信を実現するプロトコルの集合
「Transmission Control Protocol/Internet Protocol」の略で、データ通信を行うための規約の集合です。たとえば、ウェブブラウジングやメール送信で使われます。
UDP
ユーザーデータグラムプロトコル:高速だが信頼性が低い通信プロトコル
データを一方向に高速で送信するプロトコルです。到達確認を行わないため信頼性は低いですが、リアルタイム性が求められる場面に適しています。たとえば、動画ストリーミングやオンラインゲームに使われます。
UPDATE文
既存のデータを更新するSQL文
テーブル内の既存のデータを変更・更新する際に使用するSQL文です。たとえば、「UPDATE 商品テーブル SET 価格 = 250 WHERE 商品名 = ‘ノート’;」と記述すると、「ノート」の価格を250に更新します。
UPS
停電時に電力を供給する装置
「Uninterruptible Power Supply(無停電電源装置)」の略で、停電や電力障害時に一時的に電力を供給する装置です。たとえば、サーバーや重要な機器の保護に使用されます。
URL
ウェブページを特定するためのアドレス
ウェブページの場所を示す文字列で、プロトコル、ドメイン名、パスで構成されています。たとえば、「https://www.example.com/index.html」はURLの一例です。これを使うことで、特定のページに直接アクセスできます。
USB
周辺機器を接続するためのインターフェース規格
「Universal Serial Bus」の略で、キーボードやマウス、メモリなどのデバイスを簡単に接続できます。たとえば、充電ケーブルとしても利用されています。
VPN
仮想プライベートネットワーク:安全に通信するための仮想的なネットワーク
インターネット上に仮想の専用回線を構築し、安全にデータを送受信する仕組みです。これにより、遠隔地からもオフィスのネットワークに接続できます。たとえば、リモートワークで社内システムにアクセスする際に使用されます。
WAN
広域ネットワーク:広範囲を接続するネットワーク
異なる地域や国をつなぐ大規模なネットワークです。LAN同士を接続することで構築されます。インターネットもWANの一例です。これにより、世界中のデバイスが相互に通信できます。たとえば、会社の複数拠点を結ぶ専用回線もWANに含まれます。
Web アプリケーション
ブラウザで動作するアプリケーション
インストール不要で、ブラウザを使って機能を利用できるソフトウェアです。たとえば、Google DocsやGmailがWebアプリケーションです。
Web サーバー
ウェブページを配信するサーバー
ウェブサイトのデータをクライアントに提供する役割を持つサーバーです。たとえば、ApacheやNginxがWebサーバーの例です。
Web ブラウザ
ウェブページを閲覧するためのツール
インターネット上のウェブサイトを表示するソフトウェアです。たとえば、FirefoxやMicrosoft EdgeがWebブラウザです。
WHERE句
条件を指定するためのSQL文の句
データを取得、更新、削除する際に条件を指定する句です。たとえば、「SELECT * FROM 商品テーブル WHERE 価格 > 100;」と記述すると、価格が100を超える商品だけを取得できます。
Wi-Fi
無線LANの規格
ケーブルを使わずにデータ通信を行う無線通信の規格です。たとえば、家庭やカフェでインターネットを利用する際にWi-Fiが使われます。
WWW
インターネット上で情報を共有する仕組み
「World Wide Web」の略で、ウェブページを閲覧したり情報を共有したりするための仕組みです。たとえば、ブラウザでウェブサイトを開く動作がWWWに該当します。
アクセシビリティ
誰でも利用しやすい設計
障がいの有無にかかわらず、全ての人がウェブサイトやアプリを利用しやすくするための設計思想です。たとえば、文字サイズ変更機能や音声案内がアクセシビリティに該当します。
アクセスログ
システムの利用記録
ウェブサイトやシステムへのアクセス履歴を記録したデータです。たとえば、どのIPアドレスがいつサイトを訪れたかを記録します。
アップロード
データをネットワークに送信すること
ユーザーの端末からサーバーにデータを送る操作です。たとえば、写真をクラウドストレージに保存することがアップロードです。
アプリケーション層
ネットワークの最上位層
ユーザーが直接利用するサービスやアプリケーションを提供する層です。たとえば、HTTPやSMTPがアプリケーション層のプロトコルです。
イーサネット
有線LANの通信規格
コンピュータやネットワーク機器をケーブルで接続して通信するための規格です。たとえば、オフィスで使われる有線LANがイーサネット規格に基づいています。