ネットワーク用語集

TCP/IP、DNS、ファイアウォール、VPN、ルーターなど、ネットワークに関する重要な用語を体系的に学習できます

ネットワークについて

ネットワークは、コンピュータやデバイス同士が通信を行うための基盤技術です。TCP/IP、DNS、ルーティングなど、現代のインターネット社会を支える重要な技術を体系的に学習できます。

22
総用語数
7
初級用語
9
中級用語
6
上級用語

ネットワーク用語一覧

22個の重要な用語を詳細解説付きで紹介

  • TCP/IP

    (ティーシーピーアイピー) Transmission Control Protocol/Internet Protocol 初級
    インターネットの基盤となる通信プロトコルスイート。信頼性の高いデータ転送を実現するTCPと、パケットルーティングを担うIPから構成される。
  • DNS

    (ディーエヌエス) Domain Name System 初級
    ドメイン名をIPアドレスに変換する分散型のネームサービスシステム。人間にとって覚えやすいドメイン名でインターネット上のリソースにアクセスできる。
  • OSI参照モデル

    (オーエスアイさんしょうモデル) OSI Reference Model 中級
    国際標準化機構(ISO)が策定したネットワーク通信の概念モデル。7層に分かれた階層構造で、ネットワーク機能を体系的に理解するための基準となる。
  • ルーター

    (ルーター) Router 初級
    異なるネットワーク間でパケットの中継を行うネットワーク機器。最適な経路を選択してデータを転送し、ネットワークの分割や接続を実現する。
  • スイッチ

    (スイッチ) Switch 初級
    LANにおいてMACアドレスを学習し、効率的なフレーム転送を行うネットワーク機器。コリジョンドメインを分割し、ネットワーク性能を向上させる。
  • ファイアウォール

    (ファイアウォール) Firewall 中級
    ネットワークの境界に設置され、通信を監視・制御するセキュリティ機器。不正なアクセスを防ぎ、内部ネットワークを保護する役割を果たす。
  • VPN

    (ブイピーエヌ) Virtual Private Network 中級
    インターネットなどの公共ネットワークを利用して、安全な専用回線のような通信を実現する技術。データの暗号化により安全性を確保する。
  • HTTP/HTTPS

    (エイチティーティーピー) HyperText Transfer Protocol / HTTPS 初級
    WebブラウザとWebサーバー間でデータをやり取りするためのプロトコル。HTTPSはSSL/TLSによる暗号化でセキュリティを向上させた版。
  • DHCP

    (ディーエイチシーピー) Dynamic Host Configuration Protocol 中級
    ネットワーク上のデバイスに自動的にIPアドレスやその他のネットワーク設定を割り当てるプロトコル。手動設定の手間を省き、効率的なIP管理を実現する。
  • NAT

    (ナット) Network Address Translation 中級
    プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換する技術。IPアドレスの節約とセキュリティ向上を実現する。
  • VLAN

    (ブイラン) Virtual Local Area Network 中級
    物理的なネットワーク構成に関係なく、論理的にLANを分割する技術。セキュリティの向上とネットワーク管理の効率化を実現する。
  • BGP

    (ビージーピー) Border Gateway Protocol 上級
    インターネット上の異なるAS(自律システム)間でルーティング情報を交換するプロトコル。インターネットの基盤となるルーティングプロトコル。
  • OSPF

    (オスプフ) Open Shortest Path First 上級
    AS内でのルーティングに使用されるリンクステート型のダイナミックルーティングプロトコル。最短パスアルゴリズムにより最適な経路を計算する。
  • MPLS

    (エムピーエルエス) Multi-Protocol Label Switching 上級
    パケットにラベルを付与して高速転送を実現するネットワーク技術。QoSやVPNサービスを効率的に提供できる。
  • QoS

    (キューオーエス) Quality of Service 中級
    ネットワーク上でトラフィックの優先度を制御し、重要な通信に帯域幅や低遅延を保証する技術。音声・動画通信の品質向上に重要。
  • SDN

    (エスディーエヌ) Software-Defined Networking 上級
    ネットワーク制御機能をハードウェアから分離し、ソフトウェアで中央集約的に管理する技術。柔軟で効率的なネットワーク運用を実現する。
  • CDN

    (シーディーエヌ) Content Delivery Network 中級
    世界各地に配置されたサーバーからコンテンツを配信することで、Webサイトの表示速度向上とサーバー負荷分散を実現するサービス。
  • ロードバランサー

    (ロードバランサー) Load Balancer 中級
    複数のサーバーに負荷を分散して配分する装置。可用性の向上とレスポンス時間の短縮を実現し、システムの安定稼働を支援する。
  • WiFi

    (ワイファイ) WiFi (Wireless Fidelity) 初級
    IEEE 802.11規格に基づく無線LAN通信技術。ケーブルを使わずに機器をネットワークに接続でき、モバイルデバイスの普及に大きく貢献している。
  • IPv6

    (アイピーブイシックス) Internet Protocol version 6 中級
    IPv4の後継となる次世代インターネットプロトコル。128ビットアドレスにより膨大なアドレス空間を提供し、IoT時代のネットワークに対応する。
  • IPSec

    (アイピーセック) IP Security 上級
    IPレベルでの暗号化と認証を提供するセキュリティプロトコルスイート。VPNの構築やネットワーク通信の機密性・完全性を保護する。