ハードウェア用語集【初級】

CPU、GPU、RAM、SSD、マザーボードなど、コンピュータのハードウェアコンポーネントに関する重要な用語を学習できます

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ハードウェアについて

ハードウェアは、コンピューターシステムを構成する物理的な部品や装置を指します。CPU、メモリ、ストレージ、GPU、マザーボードなど、様々なコンポーネントが連携してシステム全体を動作させています。このページでは、ハードウェアに関する重要な用語を難易度別に整理し、体系的に学習できるようにしています。

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ハードウェア用語一覧

ハードウェアに関する重要な用語を詳細解説付きで紹介

  • メモリ

    (メモリ) Memory 初級
    データやプログラムを一時的に保存する記憶装置。RAMとも呼ばれ、CPUが高速にアクセスできる作業領域。

    メモリ(Memory)は、コンピュータでデータやプログラムを一時的に保存する揮発性の記憶装置で、RAMとも呼ばれます。CPUが高速にアクセスできる作業領域として機能し、プログラムの実行速度に大きく影響します。DDR4、DDR5などの規格があり、容量(GB)と速度(MHz)が性能を決定します。電源を切ると内容が失われるため、永続的な保存にはストレージ(HDD、SSD)が必要です。

    例: RAM, DDR4, DDR5, 8GB, 16GB
    記憶装置 RAM 揮発性 作業領域
  • ストレージ

    (ストレージ) Storage 初級
    データを永続的に保存する記憶装置。HDD、SSD、光ディスクなどがあり、電源を切ってもデータが保持される。

    ストレージ(Storage)は、データを永続的に保存する不揮発性の記憶装置です。HDD(Hard Disk Drive)は磁気ディスクを使用し大容量で安価、SSD(Solid State Drive)はフラッシュメモリを使用し高速で省電力が特徴です。近年では、NVMe SSDによる超高速化や、クラウドストレージとの組み合わせによる柔軟な容量管理が普及しています。

    例: HDD, SSD, NVMe, 1TB, 2TB
    記憶装置 永続保存 不揮発性 データ保存
  • GPU

    (ジーピーユー) Graphics Processing Unit 初級
    グラフィックス処理専用のプロセッサ。3D描画やゲーム、AI計算などの並列処理に特化した処理装置。

    GPU(Graphics Processing Unit)は、グラフィックス処理に特化したプロセッサで、3D描画、ゲーム、動画編集などの並列処理を高速に実行します。近年では、AI・機械学習のディープラーニング計算や、暗号通貨のマイニング、科学計算などの汎用計算(GPGPU)でも活用されています。NVIDIA、AMD、Intelなどが製造し、独立したカード形式や統合型があります。

    例: NVIDIA GeForce, AMD Radeon, 3D描画, AI計算
    グラフィックス 並列処理 AI プロセッサ
  • RAM

    (ラム) Random Access Memory 初級
    コンピュータがプログラムやデータを一時的に保存する主記憶装置。電源を切ると内容が消去される揮発性メモリ。

    RAM(Random Access Memory)は、コンピュータの主記憶装置で、CPUが実行中のプログラムやデータを一時的に保存します。任意の場所に高速でアクセス可能で、DDR4、DDR5などの規格があります。容量が多いほど、より多くのプログラムを同時実行でき、システムの性能向上につながります。基本情報技術者試験では頻出の重要概念です。

    例: DDR4, DDR5, 8GB, 16GB, デュアルチャネル
    主記憶 揮発性 高速アクセス 一時保存
  • ROM

    (ロム) Read Only Memory 初級
    読み取り専用メモリ。電源を切っても内容が保持される不揮発性メモリで、基本的な制御プログラムを格納する。

    ROM(Read Only Memory)は、主に読み取り専用の不揮発性メモリです。コンピュータの基本的な起動プログラム(BIOS/UEFI)や、組み込みシステムの制御プログラムを格納します。PROM、EPROM、EEPROMなどの種類があり、現在はFlashメモリが主流です。電源を切っても内容が保持されるため、システムの基本機能を担います。

    例: BIOS, ファームウェア, EEPROM, Flash ROM
    読み取り専用 不揮発性 基本プログラム 起動制御
  • HDD

    (エイチディーディー) Hard Disk Drive 初級
    磁気ディスクを利用した大容量の二次記憶装置。回転するディスクに磁気ヘッドでデータを読み書きする。

    HDD(Hard Disk Drive)は、磁性体を塗布した金属ディスクを高速回転させ、磁気ヘッドでデータを読み書きする記憶装置です。大容量でコストパフォーマンスに優れますが、機械的な動作のため衝撃に弱く、アクセス速度はSSDより劣ります。現在も大容量データの保存用途で広く使用されています。

    例: 1TB, 2TB, 7200rpm, SATA, 3.5インチ
    磁気ディスク 大容量 機械式 二次記憶
  • SSD

    (エスエスディー) Solid State Drive 初級
    フラッシュメモリを利用した記憶装置。機械的可動部がなく、HDDより高速で耐衝撃性に優れる。

    SSD(Solid State Drive)は、NAND型フラッシュメモリを使用した記憶装置です。機械的な可動部がないため、HDDと比較して高速アクセス、低消費電力、耐衝撃性、静音性に優れています。ただし、容量あたりのコストはHDDより高く、書き込み回数に制限があります。現代のコンピュータでは主記憶装置として普及しています。

    例: SATA SSD, NVMe SSD, M.2, 500GB, 1TB
    フラッシュメモリ 高速 耐衝撃 無可動部
  • 入出力装置

    (ニュウシュツリョクソウチ) Input/Output Device 初級
    コンピュータと人間、または他の機器との間でデータのやり取りを行う装置。キーボード、マウス、ディスプレイなど。

    入出力装置(I/Oデバイス)は、コンピュータシステムと外界とのインターフェースを提供する装置の総称です。入力装置(キーボード、マウス、タッチパネル)、出力装置(ディスプレイ、プリンタ、スピーカー)、入出力装置(ネットワークインターフェース、ストレージ)に分類されます。ユーザビリティやシステムの利便性に直接影響します。

    例: キーボード, マウス, ディスプレイ, プリンタ, スキャナ
    インターフェース データ交換 ユーザビリティ 周辺機器

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