アーキテクチャ用語集【初級】
システム設計の基礎概念、基本的なアーキテクチャパターン、入門レベルの設計手法など、初学者向けの重要な用語を学習できます
アーキテクチャについて
ソフトウェアアーキテクチャは、システムの構造と設計原則を定義する重要な概念です。マイクロサービス、SOA、設計パターン、クリーンアーキテクチャなどの手法により、保守性、拡張性、可読性の高いシステムを構築できます。
用語数統計
総用語数:
25
初級:
2
中級:
12
上級:
11
アーキテクチャ用語一覧
2個の初級用語を詳細解説付きで紹介
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MVC
(エムブイシー) Model-View-Controller 初級アプリケーションを Model(データ)、View(表示)、Controller(制御)の3つの役割に分離する設計パターン。関心の分離により保守性を向上させる。MVCは、アプリケーションロジックを3つの相互作用するコンポーネントに分離する設計パターンです。Model(データとビジネスロジック)、View(ユーザーインターフェース)、Controller(ユーザー入力とモデル・ビューの仲介)に分けることで、コードの整理と保守性の向上を図ります。
例: Spring MVC, Django MVC, Rails MVC -
レイヤードアーキテクチャ
(レイヤードアーキテクチャ) Layered Architecture 初級アプリケーションを複数の層(レイヤー)に分割する設計パターン。プレゼンテーション層、ビジネス層、データアクセス層などに分けて関心の分離を図る。レイヤードアーキテクチャは、アプリケーションを水平方向に層状に分割する最も一般的な設計パターンです。各層は特定の責任を持ち、上位層から下位層への一方向の依存関係を保ちます。理解しやすく実装も容易なため、多くのエンタープライズアプリケーションで採用されています。
例: Presentation Layer, Business Layer, Data Layer