ADコンバータ~クロック信号|情報I用語-コンピュータとプログラミング1

アジャイル開発やオブジェクト指向プログラミングなど共通テスト対策の情報I用語

「コンピュータとプログラミング」分野の頻出用語を網羅しました。このページに含まれる単語は以下の通り。

ADコンバータ,AI,API,CPU,DNCL,HTML,IDE,JavaScript,LED,MIPS,OS,XOR,アクセス権,アクチュエータ,アクティビティ図,アジャイル開発,アップデート,アドミニストレーター,アルゴリズム,インスタンス,インタフェース,インデント,ウォーターフォール開発,オートフィル,オープンソース,オブジェクト,オブジェクト指向プログラミング,ガントチャート,キャッシュメモリ,クラス,グローバル変数,クロック周波数,クロック信号

情報Iの共通テストや高校の定期テスト対策に、これらの重要語句について分かりやすい詳しい説明を掲載しています。

AD コンバータ
アナログ信号をデジタル信号に変換する装置
「Analog to Digital Converter」の略で、アナログ信号をデジタル信号に変換する装置です。たとえば、音声信号をデジタルデータに変換する際に使用されます。
AI
人工知能、機械が人間の知能を模倣
「Artificial Intelligence」の略で、コンピュータが人間のように考え、学習し、意思決定を行う技術です。たとえば、音声認識や画像認識がAIの例です。
API
アプリケーション間の連携を可能にする仕組み
「Application Programming Interface」の略で、異なるソフトウェア同士が連携するためのインターフェースです。たとえば、Googleマップをウェブサイトに埋め込む際の仕組みがAPIです。
CPU
コンピュータの中心的な処理装置
「Central Processing Unit」の略で、データの計算や制御を行う装置です。たとえば、パソコンやスマートフォンの頭脳に相当する部品です。
DNCL
情報の保護を目的としたリスト
「Do Not Call List」の略で、広告や勧誘の連絡を防ぐために、連絡を控えるよう指定された連絡先のリストです。たとえば、迷惑電話の防止目的で利用されます。
HTML
ウェブページを構成するためのマークアップ言語
「HyperText Markup Language」の略で、ウェブページの内容や構造を記述するための言語です。たとえば、見出しやリンクを定義する際に使われます。
IDE
統合開発環境:プログラム開発を効率化するツール
コードの記述、デバッグ、テストなどを一元的に行えるツールです。代表的なIDEには、Visual Studio、Eclipse、PyCharmなどがあります。たとえば、エラーの箇所を自動的にハイライトしてくれる機能があります。
JavaScript
ウェブページに動きを付けるプログラミング言語
インタラクティブな動作や機能を実現するために使われるスクリプト言語です。たとえば、ボタンをクリックすると色が変わる機能がJavaScriptで実現されます。
LED
発光する半導体素子
「Light Emitting Diode」の略で、電気を流すと発光するダイオードです。たとえば、家庭用照明やディスプレイバックライトに使用されます。
MIPS
CPUの性能を示す単位
「Million Instructions Per Second」の略で、1秒間に処理できる命令数を百万単位で示します。たとえば、1MIPSは毎秒100万回の命令を実行します。
OS
コンピュータの基本ソフトウェア
「Operating System」の略で、ハードウェアとソフトウェアの間を仲介し、システム全体を管理します。たとえば、WindowsやMacOS、LinuxがOSです。
XOR
入力が異なるとき1を出力する回路
「排他的論理和」とも呼ばれ、入力信号が異なる場合に1を出力する回路です。たとえば、ビット単位の演算や暗号処理で使われます。
アクセス権
データやシステムに対する操作権限
ファイルやフォルダ、システムなどを閲覧、編集、削除できるかを決める権利です。たとえば、「読み取り専用」や「書き込み可」の設定がアクセス権です。
アクチュエータ
機械の動きを制御する部品
電気信号を機械の動きに変換する装置です。たとえば、ロボットの腕や車のエンジンの動きを制御する装置がアクチュエータです。
アクティビティ図
作業の流れを表す図
システムや業務の作業手順や処理の流れを視覚化した図です。たとえば、注文から配達までの手順を示した図がアクティビティ図に該当します。
アジャイル開発
柔軟に対応しながら進める開発手法
短期間の作業単位(スプリント)ごとに開発とテストを行い、変更や改善を素早く反映する手法です。たとえば、スマホアプリの機能を順次追加する開発方法です。
アップデート
ソフトウェアやシステムの更新
既存のプログラムやデータを最新の状態にすることです。たとえば、OSのセキュリティ修正やアプリの新機能追加がアップデートです。
アドミニストレーター
システムを管理する特権ユーザー
システムやネットワークを管理するために特別な権限を持つユーザーです。たとえば、パソコンの設定を変更できる管理者アカウントが該当します。
アルゴリズム
問題解決の手順や計算方法
問題を解決するための具体的な手順や計算方法を指します。コンピュータが効率よく目的を達成するための設計図ともいえます。たとえば、料理のレシピが手順を示しているのと同じように、アルゴリズムはタスクの実行順序を示します。有名な例として、データを小さい順に並べる「ソートアルゴリズム」などがあります。
インスタンス
クラスから作成された具体的なオブジェクト
クラスを基に生成された実体で、プログラム内で具体的な動作を行う単位です。たとえば、「犬」クラスから「ポチ」というインスタンスを作成します。
インタフェース
システム間や人と機械をつなぐ仕組み
異なるシステムや人と機械をつなぐ接点や仕組みを指します。たとえば、USBポートやGUI(グラフィカルユーザインタフェース)がインタフェースに該当します。
インデント
コードを階層的に整理するための空白
コードの可読性を高めるために行頭に挿入するスペースやタブのことです。たとえば、Pythonではインデントが構文の一部として必要です。
ウォーターフォール開発
順序に従って進める開発手法
要件定義から設計、実装、テスト、運用まで、工程を一方向に進める開発手法です。たとえば、工場の生産ラインのように段階的に完成させる方法です。
オートフィル
繰り返し作業を自動化する機能
データのパターンを認識して、自動的にセルに値を入力する機能です。たとえば、Excelで日付や連続する数値を自動入力する操作がオートフィルです。
オープンソース
無料で利用可能な公開ソフトウェア
ソースコードが公開され、誰でも利用や改良が可能なソフトウェアです。たとえば、LinuxやFirefoxはオープンソースの代表例です。
オブジェクト
データとその処理をまとめたプログラム単位
属性(データ)とメソッド(操作)を含むプログラムの基本単位です。たとえば、車のオブジェクトが「色」や「速度」の属性を持ちます。
オブジェクト指向プログラミング
オブジェクトを活用して開発するプログラミング手法
データとその処理を一つの単位(オブジェクト)として扱い、再利用性や保守性を高める手法です。たとえば、JavaやPythonはオブジェクト指向プログラミングの代表例です。
ガントチャート
作業スケジュールを視覚化する図表
作業の開始日や終了日、進捗状況を横棒で表現した図です。たとえば、プロジェクトの進行管理で各タスクの状況を確認する際に使用されます。
キャッシュメモリ
高速なデータアクセスを可能にするメモリ
CPUと主記憶装置の間に設置される小容量の高速メモリで、よく使うデータを一時的に保存します。たとえば、頻繁にアクセスするプログラムを高速に実行する際に役立ちます。
クラス
オブジェクトを定義するための設計図
オブジェクトの属性や動作をまとめて定義する枠組みです。たとえば、「犬」というクラスを作り、名前や鳴き声を属性として設定できます。
グローバル変数
プログラム全体で使用できる変数
プログラムのどの場所からでもアクセス可能な変数です。たとえば、関数の外で宣言された変数がグローバル変数になります。
クロック周波数
クロック信号の1秒間の振動数
CPUや回路の動作速度を示す指標で、単位はHz(ヘルツ)です。たとえば、3.0GHzのCPUは1秒間に30億回のクロック信号を処理します。
クロック信号
CPUや回路の動作を同期させる信号
一定の周期で発生する信号で、コンピュータ内部の動作をタイミングよく進める役割を果たします。たとえば、CPUの演算タイミングを制御します。