モーダルウィンドウやユーザーエンゲージメントなどUX/UIデザイン用語の詳細説明
このページに含まれる単語は以下の通り。
プロトタイピングツール,マイクロコピー,マテリアルデザイン,ミニマルデザイン,モーダルウィンドウ,モバイルファースト,ユーザーエンゲージメント,ユーザーオンボーディング,ユーザーセンタードデザイン,ユーザーフロー,ユーザーリサーチ,ユーザーロール,ユビキタスコンピューティング,レスポンシブイメージ,レスポンスタイム,情報アーキテクチャ
これらの用語について分かりやすい詳しい説明を掲載しています。
| プロトタイピングツール |
| プロトタイプを作成するためのソフトウェア |
| デザインや製品の試作品を簡単に作成できるツールで、UI/UXを確認するために利用されます。FigmaやAdobe XDなどが代表的で、視覚的なデザインや操作性を事前に確認するため、開発の初期段階でのフィードバック収集やデザイン修正がしやすくなります。最終製品に近い体験を提供し、関係者間でのイメージ共有を容易にします。 |
| マイクロコピー |
| ボタンやエラーメッセージなどの短いテキスト |
| ボタンやエラーメッセージなどに表示される短いテキストで、ユーザーの行動をサポートする役割を果たします。ユーザーがスムーズに操作できるよう、簡潔かつ明確な言葉で案内することで、使いやすさが向上します。特にWebサイトやアプリのUIで重要な役割を果たし、ユーザーの体験に大きな影響を与えます。 |
| マテリアルデザイン |
| Googleが提唱するデザインガイドライン |
| Googleが提唱したデザインガイドラインで、シンプルで一貫性のあるデザインを実現するための指針です。影や動きを取り入れることで直感的な操作ができるUIを目指し、視覚的な一貫性が保たれます。多くのAndroidアプリやWebアプリで採用され、ユーザーに親しみやすい操作感を提供しています。 |
| ミニマルデザイン |
| 必要最小限の要素で構成されたデザイン |
| 最小限の要素のみを使ったシンプルなデザインで、余計な装飾を省き、機能性を重視します。洗練された美しさと直感的な操作が特徴で、ユーザーが必要な情報に集中しやすくなります。特にWebデザインやUIデザインでよく使われ、視覚的な負担が少ないため、ユーザー体験の向上にも寄与します。 |
| モーダルウィンドウ |
| ユーザーの操作を一時的に制限するポップアップ画面 |
| アプリやWebサイトでユーザーが操作中の画面にオーバーレイ表示されるポップアップウィンドウです。ユーザーに注意を促すための重要な情報や入力フォームが表示され、ユーザーがこのウィンドウを閉じるまで他の操作が制限されます。モーダルウィンドウはユーザーの意識を集中させるため、効果的な情報提供が可能です。 |
| モバイルファースト |
| モバイル端末向けに優先してデザインする手法 |
| デザイン手法の一つで、まずモバイルデバイス向けに設計を行い、その後、画面が大きいデスクトップ向けに拡張します。モバイルの操作性を最優先に考慮し、シンプルで直感的なUIを提供することができるため、スマートフォン利用が増える中で採用されるケースが増えています。ユーザーエクスペリエンスを重視したアプローチとして広く知られています。 |
| ユーザーエンゲージメント |
| ユーザーが製品やサービスにどれだけ関与しているか |
| 製品やサービスに対するユーザーの関与や利用意欲を指します。アプリの使用頻度や時間、サービスに対するフィードバックなど、エンゲージメントが高いほど、顧客満足度やブランドロイヤルティの向上が期待できます。マーケティングやUXデザインで、エンゲージメントを高めるための施策が重視されます。 |
| ユーザーオンボーディング |
| 新規ユーザーを導入するためのプロセス |
| 新しいユーザーが製品やサービスをスムーズに使い始められるようにするためのプロセスです。初回ガイドやチュートリアルを提供することで、ユーザーが機能を理解しやすくし、アプリやサービスに対する理解と満足度を高める役割を果たします。オンボーディングが効果的に行われると、継続的な利用が促進され、ユーザーの定着率が向上します。 |
| ユーザーセンタードデザイン |
| ユーザーのニーズを中心に据えた設計手法(UCD) |
| ユーザーのニーズや期待を最優先に考えたデザイン手法で、ユーザー調査やフィードバックをもとに設計が進められます。製品の使いやすさや満足度が向上し、ユーザーの立場に立った開発が実現します。UX(ユーザーエクスペリエンス)を向上させるために不可欠なアプローチで、エンドユーザーに合わせた改善が行われます。 |
| ユーザーフロー |
| ユーザーがシステム内を移動する経路 |
| ユーザーが特定の目的を達成するために通る手順や画面遷移の流れを示したものです。例えば、ショッピングサイトで「商品選択→カート追加→決済」など、目的に沿った一連の行動が明確化され、UXの改善に役立ちます。ユーザーの行動パターンが把握しやすく、効果的なインターフェース設計に活用されます。 |
| ユーザーリサーチ |
| ユーザーのニーズや行動を調査すること |
| ユーザーの行動やニーズ、意見を収集する調査手法で、製品やサービスがユーザーの期待に応えているかを確認します。インタビューやアンケート、観察調査などが行われ、得られたデータはUXの改善や新機能の開発に活用されます。ユーザー理解を深め、ユーザー中心の開発を支える基礎となります。 |
| ユーザーロール |
| ユーザーの役割や権限を定義すること |
| システムやアプリケーション内でユーザーに割り当てられた役割や権限のことを指し、アクセスできる機能や操作が制限されます。たとえば、管理者、編集者、閲覧者などの異なるロールが設定され、適切な権限が与えられることで、セキュリティや運用の効率化が図られます。ユーザーの役割に応じたアクセス制御が可能です。 |
| ユビキタスコンピューティング |
| 日常生活にコンピュータ技術が浸透する概念 |
| 「どこにでもあるコンピュータ」という概念で、ユーザーが意識せずに技術を活用できる環境を指します。スマート家電やIoTデバイスが身近な例で、場所や状況を問わず情報にアクセスできる利便性を提供します。コンピュータの存在を意識しないで日常生活に溶け込む形で、生活の効率化や利便性向上を目指します。 |
| レスポンシブイメージ |
| 画面サイズに応じて適切な画像を表示する技術 |
| 画面サイズやデバイスに合わせて最適な画像サイズを提供する技術です。高解像度のスマホやタブレット、デスクトップに対応するため、画像を自動的に調整し、デバイスに合わせた表示が可能になります。これにより、ユーザーは快適にコンテンツを閲覧でき、ページの読み込み速度も向上します。 |
| レスポンスタイム |
| ユーザー操作に対するシステムの応答時間 |
| ユーザーが操作を開始してからシステムが応答するまでの時間を指します。応答が速いほど、ユーザーはストレスを感じにくくなり、操作体験が向上します。特にWebやアプリのデザインではレスポンスタイムの短縮が重視され、ユーザー満足度向上につながる重要な要素とされています。 |
| 情報アーキテクチャ |
| 情報の構造や配置を設計すること(IA) |
| 情報やコンテンツを構造的に整理し、ユーザーが必要な情報にたどり着きやすいように設計する手法です。Webサイトやアプリのナビゲーションやカテゴリー構造を整備し、情報の配置と関連性を明確にすることで、ユーザーがスムーズに情報を検索できる環境を提供します。 |